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 秋といえば読書の秋、食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋と色々あるが、自分が一番好きで、得意なのが食欲の秋、最も苦手なのが芸術の秋である。しかし、今回は見栄を張って一美術館の話をしたい。
 島根県にある足立美術館のことを知ったのはもう25年以上前のことである。
 たまたま見たテレビ番組で今までに見たとのない素晴らしい庭園が紹介されていたが、それが足立美術館であった。
 足立という名前で思い浮かべたのは東京の足立区のことであるが、庭園の借景となっている山の感じからそこではないことはすぐにわかった。
 その時は名前を脳裏に刻んだだけであったが、数年後、偶然に本屋で「足立美術館」という本を見つけた(写真)。
 本には素晴らしい庭園の四季の写真と収蔵品が紹介されていた(詳細は同美術館のホームページ参照)。
 しかも、そこには私が日本画家の中では最も好きな横山大観の作品を始めとした日本画が多く収蔵されているという。
 本の表紙にもなっている「紅葉」は大観の絵の中でも珍しく色彩が鮮やかで、正に豪華絢爛の言葉がピッタリする彼の代表作品、一度デパートの「大観展」で見たことがあるが、是非足立美術館で観てみたいと思った(この写真はスキャナー使用のため実物の美しさとはほど遠い)。
 しかし、この作品は秋だけしか公開されないので、実際に訪れたのは数年前のことであった。
 この美術館のもう一つの魅力である日本庭園はアメリカの日本庭園専門誌が6年連続で、京都の桂離宮を抑えて日本庭園NO1に選んだように誰が見ても素晴らしいとしか言いようがない。
 「百聞は一見に如かず」日本人なら生きてる間に一度訪れてください。
 ところで「妻を欺いてへそくる方法」いつ書くの?
 まだまだ、引張りますよ。訪問者を増やさなきゃー