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 シニア世代の方の中には昭和40年にオープンした明治村の名前は聞いたことはあっても行かれたことがない方も大勢いることだろう。
 一方、最近超人気の越中八尾の「おわら風の盆」も一度は行きたいがまだだという人も多いと思う。
 そういう方々にとって一度に両方が見れるという耳寄りな企画があるので紹介したい(詳しくはホームページ「博物館明治村」→「明治グルメ博」→「村の秋祭り」参照)。
 私は明治村に何度も行っているが風光明媚な入鹿池のほとりの美しい緑の中にある広大な敷地を半日のんびりと歩くと本当に心が洗われるし、漱石、鴎外、露伴等の明治の文豪宅、帝国ホテルの玄関ロビー、聖ヨハネ教会などの名建築物、昔なつかしい芝居小屋をそのまま移築した呉服座、八角形の金沢監獄など当時のそれぞれの状況がよくわかる建物が立ち並び、動態展示されている陸蒸気と呼ばれた当時の蒸気機関車や市電に乗ると良き明治の時代が瞼に浮かぶようである。
 「おわら風の盆」はTV番組を見て、どうしても現地で見たいと思い、色々と調べたら 9月1~3日の本番は全国から数十万に人が押しかけ、その喧騒の中では踊り手が胡弓や三味線の音が聴き取りにくいほどであるとのこと。
 私は本番を避け、その1週間前から各町毎に行われる前夜祭の一つに行ったが、最近ではそれも知れ渡りゆっくりと見れる雰囲気ではなかった。
 その点、明治村での公演は帝国ホテル前の大きな広場で行われるので、ゆっくりと落ち着いてみることができ、哀愁のある胡弓や三味線の音色を十分堪能できた。   このような体験から皆様に紹介したものである。東京からも十分日帰りできるので同級生の皆さんにもお勧めしたい。