イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

 リタイアン料理とはよほど暇がある者にしか作れないものでリタイアした人間に最も向いている料理の類である。
 作り方は簡単で手間・暇かければ誰にでも失敗がないため料理などやったことのない人でもすぐにできるものである。しかも、手間・暇がかかるため、普通の主婦などは作る人が少なく、買うと高価なので人にあげればとても喜んでもらえるのもリタイア人の心をくすぐる。
 さらに、旬の素材を選べば季節・季節で目標ができ、ヒマつぶしもできるというもの。
そういうことで今回は「スイーツの王様」といわれているマロン・グラッセを取り上げる。
 レシピは「マロン・グラッセの作り方」を検索すれば多くの人が教えてくれているので省略するが
私が考えるポイントを挙げると
特大の栗(最低2L以上)を選ぶ(皮をむくと虫食いのものもあるので多めに)。熱湯に3分ほど漬けると鬼皮と渋皮を剥くのが楽。栗の皮むき専用のはさみ「くりくり坊主」(ネット通販)か普通の皮むき器(写真参照)を使うと安全。煮崩れ防止のためガーゼで一つずつ包んで糸で縛り、ガーゼの余分はカットする(写真参照)。砂糖液でじっくり煮込むが、その濃度を徐々に上げること(商品として売るものは10日間ほど時間をかけるようだが、少なくとも2~3日は必要)。ブランデーなどでの香り付けは最後に行う。
皮むき、ガーゼ包み、砂糖液での煮込みに非常に手間・暇がかかるがそれだけで難しい工程は何もない。デパートで買うと1個200~300円(4L位の最高級の栗を使用)もするので下心のある人はどうぞ手間・暇かけてください。