めいちゃんは生後5ヶ月から

「摂食嚥下リハビリステーション外来」の診察を受けることになりました。

診察は月1回の頻度で、自宅に歯科医が来てれて、

用意した食事(ミルクや離乳食)を食べる様子を見てくれます。

 

 

受診するきっかけ 

 

ミルクを全然飲んでくれず、

小児外科受診&胃の造影検査をして、逆流などを確認してもらいましたが、

特に治療が必要なほどの異常はなかったです。

(ママはEDチューブを覚悟していましたが…)

 

そして外科の医師から、STなどのリハビリを受けてもいいかも?と言われ、

ママは早速調べ、予約をとり、いつものかかりつけ大学病院で紹介状を書いてもらいました。

 

 

 

摂食嚥下リハビリステーション外来 

 

はじめて受診した時は吐き戻しがひどくて、

ミルクを完全拒否でした。

おそらく吐き戻しが酷すぎて、飲むことに抵抗があるのでは?というお話でした。

そして口から摂取しないため、口腔過敏もありそうでした。

 

まずは口腔過敏を治すために、

「口腔マッサージ」から始めました。

口腔マッサージは奥の歯から手前に向かって、指で優しくなでます。口唇は指先で軽くつまみます。

 

そして、哺乳瓶から飲むことにこだわらず、

スプーンでミルクを口の中に入れて、ミルクを少量ずつ飲ませることにしました。

そうすることで、ミルクを嚥下することへの不安をなくしていこうというお話でした。

 

 

 

実際にやってみて 

 

ちょうど胃管を細いもの(6Fr→4Fr)に戻して、吐き戻しが落ち着いたタイミングで、

はじめは嫌がっていた口腔マッサージにも慣れてきました。

 

先生からのアドバイス通りに、ミルクのスプーン飲みからはじめて見ると、

口からこぼれていたミルクを飲むようになり、

少しずつ飲むスピードが上がりました。

 

そして哺乳瓶も乳首を噛み噛みし、

少し飲むようになり始めても空気ばかり飲んでいましたが、

2週間くらいでちゃんとミルクを飲むようになりました。

なんと、めいちゃん過去最高記録の100mL(根治術前で心臓がしんどいので、休みながら)も飲めるようになりましたスター

 

外出した時にも、授乳室で哺乳瓶でミルクを飲むめいちゃん。

いつか経管栄養をやめられるかも?と期待もしてしまう。

ママは本当に嬉しかったおねがい

 

 

そのあとは残念ながら、

原因不明の吐き戻しがまた始まり、ミルクを飲まなくなったり、

肝機能障害や心臓の不調もあり経口哺乳が禁止になったりして、

哺乳はできない状態になってしまいました。

 

→②へ続く