手術後2日目の朝9時ごろ、心臓血管外科の医師から電話がありました
「めいちゃん無事に抜管(人工呼吸器から離脱)できました」
そして、
「金曜日くらいに小児科病棟行けますけど、お母さん付き添いできますか?」
・・・
付き添い・・・
正直私のメンタル的に無理でした
めいちゃんがダウン症かもと言われてからショックで、泣き続けていた私。
産後の入院中も家族に会いたくて、早く帰りたくてしょうがなかった。
ただ退院するとめいちゃんにも会えない…そんなジレンマでした。
メンタルぼろぼろでしたが、自宅に戻って何とか自分を取り戻そうとしていたタイミングで、
小児科病棟の付き添いは孤独との闘いも含め、難しいと思いました。
また産後1週間ちょっとの体で、慣れない場所で搾乳して、めいちゃんのお世話をして…となると、
体力的にも無理だと思いました。
私は、
「おねえちゃん(めいちゃんの姉、2歳)を見る人がいなくて…」
と自分の理由ではない理由で先延ばしをしました。
そして、
「できればNICUに入れてもらいたい」ということを伝えました。
NICUでは付き添い入院ができないため、
新型コロナウイルスのPCRチェックを定期的に行い、
通いで育児手技を習得していくことを知っていました。
退院前には2泊程度の母子同室を体験して退院するそうです。
出生前に診断されていたファロー四徴症だけならNICUに戻るのは無理だと思いましたが、
ダウン症もあるので、新生児科の医師にもみてもらいたいと思っていました。
医師は、
「じゃあ。付き添いしなくていいベッドを探してみます」
と言って、電話を切りました。