私はアメリカにはトータルで5年間しかいなくて、
以前はよく
「大坂なおみの逆バージョン。」と言っていた。
大坂なおみさん、
日本語をほとんどお話しできなくなったよね。
これは仕方がないと思う。
例えば、今、日本で周りをキョロキョロ見回してみて。
お店の看板、
着ているTシャツ、
お菓子のパッケージ、
テレビの中、
日本語が6〜7割、
アルファベットが4〜3割じゃない?
話しているカタカナもほとんど英語だよね。
何より日本人は、小学校〜高校で12年間、英語を習うからね。
でもアメリカだと、周りに日本語の文字が一切なく、
日本語を見る機会が一切ない。
英語圏での日本語は、「ツナミ」くらいじゃない?
だから、私と逆パターンの方は、日本語が話せなくなるのは仕方がないと思う。
日本在住の日本&アメリカのハーフでも、
余裕でハーバードに入学するくらいの人もいれば、
アメリカ人のお父さんの言っていることは100%わかるけど、返しは完全に関西弁の人もいる。
「ようしゃべれんわ。
日本人が英語を話さんのと一緒やねん。」
(↑例えば、私の大叔父はコテコテの筑豊弁を話し、私は子供の時から聞き慣れているから理解できるけど、筑豊弁は話さない。これと同じ?)
そういや、私の英語は故郷アメリカ人と、本場イギリス人にとって何点くらい?
①🇺🇸アメリカ君
「90点。
メイは僕の言ってることも理解するし、メイが言ってることもほとんど理解する。
文法もとても良い。」
「ありがとう。
アメリカ君の英語も、あとちょっとで完璧だったのにね。
あともう少しだね!」
「そう、僕は上手なロマンス詐欺師だからね!」
②🇺🇸ギター君
「85点。
メイは僕が今まで出会った海外育ちの中で、
最高の中の一人だ。
そして、メイは欧米ジョークが言える。
これは超めずらしい。
基本的に日本人は欧米ジョークや裏を描いたオチを理解できない。
アメリカ、ヨーロッパ、南米は同じジョークのセンスを持つ。
特に南米人はクソおもしろい。
多分、メイのように外国育ちで欧米ジョークを言える人に、僕はまだ5人くらいしか会ったことがない。
日系アメリカ人すら、欧米ジョークが言えない。
真面目すぎて、ロボットみたい。
欧米ジョークを言っても、黒目でキョトンとされる。
メイは欧米ジョークを普通のアメリカ人よりも、欧米ジョークを言えるからすごいよ。」
私が欧米ジョークばかり言っているのは、欧米ジョークばかり言っているパパのおかげだ。
③🇬🇧イギリス君
「メイの英語はとても上手だよ。」
「100点満点だと何点?」
「僕は人に点数をつけたくないよ。」
言いづらいんだろうな
チラッとこの一言。
「アメリカ英語は、
全然違うからね。」
だからこう言ってあげた。
「イギリス君の英語も、なかなか上手だよ。
あともうちょっとで完璧だね!」
「😀」
しかし別の日に聞いたら、
「メイの英語は90点以上。」
「正直にお答えください。」
「正直に答えてるよ。」
ところで私、
アメリカ君に
「I like to sit in the theater.」
(私は映画館に座るのが好き。)
と書こうとして、
「I like to shit in the tester.」
(私は試験管にクソするのが好き。)
と書いた。
「間違えた相手がアメリカ君で良かったわ!
君は私がsilly なことも充分、理解してくれているからな!」
しかし。
不安になり、
ハンガリー君とのトーク履歴で、「s***」を検索すると、
ハンガリー君に日本語で、
「キスして」を言わせたくて、
ハンガリー君に調教教えてたんだけど、
「Kiss shite.😘」の他、
「s***」が
4件ヒット
こわくて見れない
ところで昨日のアイデンティティの話にちなんで、大坂なおみさんのYouTube の動画を見たのだが…。
日本人の質問者の質問が意味不明すぎる
ここに文字を起こすのもアホらしいほど。
というより、ここで文字に書いても、
日本人の我々にも、
「何を質問したいの?」と意味がわからないと思う
質問内容は、
「年をとった日本人は、
“日本人同士で生まれた人のみ”
を日本人と呼ぶ傾向があり、」
↑え。
そんなことを言う「年をとった日本人」いますか?
質問者の日本人男性の声、
だいたい20代〜30代に聞こえますけど、年をとった日本人って何歳ですか?
多分、若いこの男性、彼なりに一生懸命、言葉を選んで質問を考えたんだと思うけどね
大坂なおみさんどころか、
その質問の意味を、
アメリカ人は誰も理解できず、
固まっている
私はわかる
当時、すごい活躍していた大坂なおみさんに、
質問者はこう言いたかったはず。
「あなたは日本とアメリカのハーフですが、
我々、日本人はあなたの
世界を股にかけた活躍が、
同じ日本人として、とても嬉しいです!
あなたのアイデンティティが、
『🇺🇸アメリカ人』じゃなく、
『🇯🇵日本人』だったら、
同じ日本人として、尚、嬉しいです!」
しかし回りくどい質問と、
前触れが長すぎて、
(↑私が言うな。
ええ、Olive様)
本来、質問者が言いたかった
「アイデンティティを
『日本人』と名乗ってほしいな」
が、
「ハーフのくせに
日本人と名乗るな」
と、アメリカ人側にとらえられている
まずい。
アメリカ人は移民国家の為、
自分のアイデンティティに非常にこだわり、
自分のルーツの話をするのが大好きな人が多いけど、
ある意味、非常に敏感であり、
人種差別がからんだら、
ブチギレる
「あなたのルーツはどこ?」
この質問は一定のアメリカ人は大好きであり、
しかし相手によっては失礼にもあたる。
この話題が大好きなアメリカ人か、そうでないかは、ある程度、会話をすればわかるが、
つまり初っ端に聞く質問ではない。
ちなみに日本語で、
「もうあなたの質問は結構です。」とバッサリ切ったのは、
日系アメリカ人でしょうね。
日本人よ、
アメリカ人への質問はストレートに聞きましょう。
「こう答えてほしいな」という答えに誘導しようと、
クソまわりくどい聞き方をしても、
単純なアメリカ人には伝わりません。
最後に一発。
アメリカのジョーク。
とある日本人に対する見解がアメリカのニューヨークタイムズに載った。
「日本人の怒り方は、
まわりくどくて、
怒っているのかどうか、
全く伝わらない。
日本人よ、
怒っているなら怒れ、
そして
言いたいことをハッキリ言え。」
するとニューヨークタイムズに沢山の手紙が日本人から届いた。
この時点で、
アメリカ人は手紙の趣旨を
「何だかよく分からないけど、面倒くさそうな頼み事をされそうだな。」
と読み疲れて、読むのをやめた。