アメリカ限定イケメン祭り。
次に話したのはアメリカ北部のイケメン君。
彼とはしばらくやり取りをした後、あっさりとWhatsAppを交換し、電話で話した。
「僕は東京に行ったことあるよ。」
「東京のどこに泊まったの?」
「八王子。」
「ああ、君は日本人の彼女がいたね。」
「…何でわかったの?」
「だってわざわざ東京観光で、
誰が八王子に泊まるんだ。
都内に出る電車代が高い。
23区でも充分、安いホテルがある。」
「メイはするどいな。」
「いや、バレバレやん。」
これね、アルゼンチン君の時にも気づいたんだよね。
「僕、日本に行ったことあるよ。
大阪、京都、奈良に観光で。」
「どこに泊まったの?」
「…舞鶴」
「あーアルゼンチン君は、過去に日本人の彼女がいたんだね。」
「…何でわかったの?」
「大阪、京都、奈良観光に、何で舞鶴が拠点なん日本海やん!」
本当にバレバレ。
日本に来たことあるイケメンには、
泊まった場所を聞いてみよう。
話は戻り。
アメリカ北部君は、言語交換アプリを通してできた日本人の彼女がいて、この前のクリスマス休暇に日本まで会いに来て10日間過ごしたらしい。
しかし、クリスマス休暇から1ヶ月後のバレンタイン前に、日本人彼女から別れを切り出されたと。
何となく言語交換アプリで先にカップルになって、
芸能人に恋するみたいに、
どんどん理想が膨らみ過ぎて、
会うと「やっぱり違った」ってありそう。
ネット恋愛で、良いイメージが先行して、実際に会ってみたら、
想像していたスマホの中より、動く姿が全然違ったとか、
写真より老けてたとか、太ってたとか、
会話が噛み合わなかったとか、
オタクっぽくてweird だったとか、
くさかったとか
(↑こ、こわすぎる…)
お互い、
「会ってみたら何か違った」と思うのと、
片方だけ、
「会ってみたら何か違った」と思うの…
どっちも悲劇
おそらく私とアルゼンチン君もそうなったよね。
いや、アルゼンチン君は
あのままだと思う。
私の方が、アルゼンチン君に
「やっぱり違った」って思われる。
だってアルゼンチン君は
「女性らしい人が好き」
(feminine girl)
話は戻り、
アメリカ北部君の元彼女はシングルマザーで、中学生のお嬢さんがいるけど、やっぱり中学生の娘との2人生活に、いきなりアメリカ人のオッサンが入るのはキツイよね。
しかもさすがにアメリカには行きたくはないだろうけど、例えばアメリカ移住になったら、ニューヨークや西海岸ならまだしも、
東京からアメリカ北部に移住は…落差が激しい。
ちなみにこのアメリカ北部君、
ジョークが言えない。
ガチであんまり見たことないタイプでびっくりする。
おもろくない大阪人みたい。
ちなみにアメリカ北部君は、ジョークは嫌いじゃないらしく、私のジョークに爆笑して、
「メイはジョークが言えるんだね、大好きだ」と笑ったりはする。
そこで気づいたのだが、
「ジョークを言い合って腹を抱えて笑えないアメリカ人」にほぼ初めて会った。
いや、存在はするんだろうけど、ガチで私の周りにいない。
真面目でインテリなタイプでも…
いや、真面目でインテリなタイプこそ、アメリカ君みたいにジョークがクソ上手かったりする。
アメリカ北部君、
会話はつまらなくはないんだけど…
なんとなく
「ジョークを言い合って一緒に腹から笑い合えない」為、
会話が盛り上がらない。
と言いながら、最初の電話で2時間半話したけど、
ひたすら私が会話をリードした気がする。
これ、アメリカ男性だと、
ありえない。
アメリカ男性は、
本当に話し上手が多いから。
同時進行で話していたアメリカ君と、
新登場のアメリカG君がクソおもしろくて、
北部君とのやりとりは、途絶えがち。
というか話す話題がない。
アメリカ君と、新登場G君とは
毎日、一日中、ずーっとやり取りが続く。
寝る直前まで、さんざん話した後、
「また明日もバカな話しようね!」
「バカな話は尽きないよねー!」みたいな。
バカ話でも、真面目な話でも、面白すぎ、話が合いすぎ。
新登場G君は、趣味も同じ、キャラもまさに私みたいで、超仲良し、超楽しい。
アメリカ君は、私の嫌いな理系の男性で、キャラは私と正反対で超マジメな男性なんだけど、超仲良し、超楽しい。
(↑あ、これ。私の兄。
超理系、超マジメ。しかし私と超仲良し、超気が合う。一旦電話すると、ノンストップで3時間は話す。
ちなみに兄のジョークもクソおもしろい。)
不思議。
未だにアメリカ北部君ともゆるくやり取りを続けているんだけど、
アメリカ北部君、たまに私に言うんだよ。
「メイ、寂しい。」
新しいパターンです。
今まで私はさんざん、
イケメンに
「メイ、寂しくない?」と聞かれた。
ヨルダン君、
フランス君、
オランダ君(あ、イケメンではない。)
坂口憲二系インド君
あと新登場のG君にも聞かれてしまった。
アルゼンチン君は聞いてこなかったんだよね。
しかし「寂しい」が
「I miss you.」(恋しい)ではなく、
「I’m lonely.」(ガチの寂しい)だと、
うざい。
ちょっと想像してみよう。
大好きなアルゼンチン君から、
しょっちゅう「メイ、I miss you.😘」(恋しい)とメールで言われ、キュン💕としたけど、
もしこれが「メイ、I’m lonely.」(ガチで寂しい)だと…
キュンとはしない。
30過ぎたオッサンが何を言うか。
相手がアルゼンチン君だとすれば、嫌ではないけど…。
「I miss you.」は超キュン💕とするのにな。
特にアルゼンチン君の
「おはようメイ。😘」
「おはよう、アルゼンチン君。よく眠れた?」
「うん、でも I missed you.💕」
は、超キュンとした。
あー寝ている間も、私が恋しかったなんて💕
でも起きてすぐ、「うん、でも I’m lonely.」と言われたら…
こちらの気分が下がる。
好きな人だったらこんな感じだけど、
大して好きでもない相手から言われると、
「Get your s*** together!」(自分でカタつけろ)
って思う。
確かにアメリカ北部君は、
本当に寂しいんだろうな。
彼女と別れてすぐ、
私から話しかけたから。
アメリカ北部君が「寂しい」とメールしてくる時間は、アメリカ北部の深夜3時〜4時。
気持ちはわかる。
私も寂しいから、
イケメン男性に話しかけている。
しかし、
「失恋を癒すには、新しい恋」
↑これは若い頃限定だ。
恋なんて、相手による。
つまり私がどれほど好きでも、
相手が私に興味がなければ、
どうしようもない。
相手を変えようがない。
こんな不確かなものに、
もう頼れないよ。
私たちはもう若くはない。
だからアメリカ北部君、
私みたいに世界イケメン祭りをして、イケメンと話してただ、はしゃぎたいならいいけど、
(↑いいのか?)
ただ寂しいから、
ひたすら私や、他の女性を好きになろうとするのはやめたほうがいい。
私もこれはしない。
とにかく安全にイケメンと話したい。
そして私は、どんなに寂しくても、
イケメンたちに「寂しい」とは言わない。
どんなに涙が出る日でも、ビデオ通話が始まる前に涙をふいて、
つながった瞬間、イケメンの顔を見て、笑顔でいる。
ジョークを一発目で言って、
二人で爆笑したり。
イケメンの前で、元気で楽しい私…その為にイケメンと話している。
イケメンに「寂しい」と言って、
慰めてもらうことはしない。
ブログのタイトルは、
最近、言語交換アプリで知り合ったアメリカ男性2人の失恋話を聞いた話だけど、
何となく自分の失恋のことも考えてみた。