何度も言いますが。

私は、高校時代に初めて付き合った

元カレに浮気をされました。



その時、

私は腹いせに

彼(当時)に

超優しくしました。




私は彼に触らせなかったのですが、


それが内心、不満だった彼は、

私には「メイのことが本当に大好きだよ」と言って、とても優しくしておきながら、


裏で元彼女を呼び出し、浮気をしていました。




元彼女は、未練があった彼とヨリが戻ったと喜んでいたのですが、私の存在に気づき、

当然、キレる元彼女は私に攻撃をしてきました。



彼は必死で、「メイが大好きだ、信じてくれ」と言っていました。


しかしキレる元彼女から私に届く正反対のメールや、手紙。



ある日、彼は、

元彼女の場所へ行く前に、

私にこんなメッセージを送ってきました。



「今日、ユウ君の家に泊まる。」



これだけなら、何とも思わなかった。



しかし、ほんの数分後にこんなメッセージが…。



「心配するな。」




ひどい。



私は返事をしなかった。

黙っていた。




そして「泊まる」と言っていたはずの彼から、2時間後にまたメッセージが。




「寂しくないか?」



「寂しいよ。」



「わかった。今から行く。

チャリがないから、歩いて1時間くらいかかるよ。

公園に出てこれる?」




深夜になるのに。

明日は学校もあるのに。

私の両親はとても厳しかったから、私が夜に抜け出したら、すごく怒られるのに。




その瞬間、鳴り続ける私の携帯とメッセージ。


名前を見なくてもすぐわかる。


当然、

相手は、元カレの元彼女。



「今まで彼は私と一緒にいたんだ!


彼に連絡するな、私とヨリを戻したいと言うのは彼だ!」



辛かった。


しかし。


こうも思った。



おもしれえ。


やってやるわ。




こいつら、

まとめてやってやるわ。



私は涙を拭いて、

キッチンでこっそりツナおにぎりを作った。


深夜にばっちりメイクをして、親に気づかれないように家を出た。



待ち合わせの公園に彼が来た瞬間、


「陽ちゃ〜ん💕」

(ガチで彼のニックネーム。)


超笑顔で迎えた。



「会いたかったよ〜💕

陽ちゃん、

遠くまで歩いて来てくれてありがとう。

ごめんね〜🥰」



「だ、大丈夫だよ。」



「疲れたやろ?

やけん陽ちゃんの好きなツナおにぎり作ったよ💕



「あ…ありがとう。」




何故なら、彼は元彼女の家を出る時、奴らはモメてきた。


彼は、元彼女に今、辟易しているはず。


ここはチャンスだ。




ブチギレる元カノより、

目の前で、怒らず、可愛い態度の私の方が1000倍、良く見えるはず。




そして、わざと私は

携帯の着信音を大音量にしていた。



「メ、メイ…携帯が鳴りよんよ。」




私はわざと、不安そうに、

怖がった顔をして携帯を開いた。





そして怖がる、かよわい女子高生の顔を一瞬、わざとして、


その後、「また必死で笑顔を作るフリ」をして、

彼を見た。




その時の彼、

滝汗


↑こんな顔。



「メ、メイが大好きやけん。」




「私も。陽ちゃん大好き!」




「何も心配せんでいいけんな。」

↑このバカ男は、よくこれを私に言った。

私を心配させるような事実があったから、言い続けていたんやろうな。

あいつ何回、浮気してたんやろ。


こんなバカな発言したバカ彼氏は、後にも先にもコイツだけ。




「心配?してないよ?

陽ちゃん、いつも私に優しいやん💕」


残念ながら、コイツと付き合っている間、

しょっちゅうムダに「心配」して、キツかったよ。



心の中で、


これで彼と元彼女、もう終わったな。




そして。


私がコイツをふってやる。


でも今じゃない。


しばらく超可愛い彼女を演じて、コイツをもっと私にハマらせてやる。



そして私からコイツを捨ててやる。





それから。


その後、トチ狂ったティーンエイジャーの彼は、1000円の指輪でプロポーズするほど、私にハマりましたが、


さすがティーンエイジャー。



その後、あっさり、

私がフラれました!笑い泣き 

全然、計画がうまくいってないやないかい!






しかしそれから田舎に残った彼。


数年後に、東京に行った私に

「メイはすごくキレイになった。」と言い寄られ、

クソ気持ち良かった。

こいつ大っ嫌い。


でも。


その後、フツーに友達になりました。笑い泣き


心のどこかではまだちょっと嫌いだったけど、

なんだかんだで楽しいティーンエイジャー期を過ごした仲だからね。





※彼の家庭事情は、複雑で不安定でした。

彼のお母さんは再婚していましたが、新しいお父さんと彼はなじめず、自宅には年の離れた未就学児や赤ちゃんが3人ほどいて、お母さんはその世話に追われて、彼はいつも孤立して寂しそうでした。


当時、彼の一家は6畳2間しかない市営住宅に住んでいましたが、


1部屋は彼ひとりの部屋、

もう1部屋に残りの5人(母親、新しい父親、子供3人)が暮らしていて、

部屋割りにビックリ。


でもティーンエイジャーの息子がいたら、仕方ないのかな。


だけど、まさに彼と彼の家族関係を表した部屋割りだと思いました。


裕福ではなかった彼の部屋には、彼専用のテレビとビデオがあり、

当時は彼の部屋が要塞みたいで、うるさい親に干渉されなくて、うらやましかったです。


私の両親は、

「テレビは、リビングで家族全員で観るもの。

子供部屋にテレビは買わない、子供が孤立するから。」

という信念があり、

買ってもらえなかったのです。


しかしやはり今、思えば彼の部屋が「要塞」みたいって悲しいですね。


私の両親は厳しくて、お泊まりが一切禁止でしたが、元彼女はよく、この彼氏の家に泊まっていました。


6畳2間の間取りで、未就学の3人の子供がいる隣の部屋で、女子高生が息子の部屋に泊まり、セックスをする。


元彼女いわく、「明け方まで沢山した。」


声も、もれたはず。


小さな子供や赤ちゃんがいる隣の部屋から、ティーンエイジャーのセックスが聴こえて、容認する母親と新しい父親。


異常ですよね。




私がいつも彼の家を訪ねても、6畳2間の隣の部屋の扉は閉じて遮断され、赤ちゃんや小さな子供の声が聞こえていました。


しかし私は扉越しに、

「お邪魔します」

「お邪魔しました。」と声をかけると、


お母さんの「はーい」という声が聞こえました。


お母さんにとって、この私は誰でも興味がないという感じかな。






私は小さな子供と遊ぶのが好きでしたが、

隣の部屋から聞こえてくる彼の小さな弟か妹(それすらわからなかった)

「赤ちゃんに会いたいなー。抱っこしたい。」と言ってはいけないような雰囲気でした。



うまく言えないけど、隣の部屋の5人(お母さんと新しいお父さん、子供3人)は、彼の存在を消しているかのようで、


彼もあの5人の存在を消しているようでした。



だって年が離れた弟や妹って、普通はかわいいですよね。


だいたい年が離れたお兄ちゃんやその友達にまとわりついてきますよね。





偶然にも、その後、私と10年間お付き合いした優しい元カレ②も、10歳くらい離れた小さな妹がいましたが、とても可愛がっており、元カレ②の家に遊びに行くと、妹がオモチャを持って部屋を訪ねてきたり、

私とデートで動物園に行った時、

元カレ②は、「妹がこの動物好きだから」と小さなぬいぐるみを買って帰ってあげてました。



「メイ、昔『リカちゃん人形』で遊んだ?

まだ持ってたら、ちょうだい。

妹が集め始めたんだ。」




「いいよ、あげる。バービーがあるよ。私、お兄ちゃんがいたから、男の子の遊びに夢中で、バービーは全然遊ばなくてきれいだよ。

今度行く時に持っていくから、一緒に遊ぼう。」





そして恥ずかしがらずに、妹とバービー人形で遊んであげていた元カレ②。


元カレ②は、男子ならではの、めちゃくちゃな設定を作り、

(いきなりリカちゃん家に強盗犯が現れるなど)


妹に、

「ゆうちゃん、やめて!返して!」

(↑ガチで彼のニックネーム。元カレ①が嘘ついた「ユウ君」とは別人。)

と妹に怒られて、楽しそうに笑う元カレ②。




余談ですが、リカちゃんとバービー、洋服のサイズが全然違いました。バービーの方がデカいです。アメリカ人だから仕方ないね。




元カレ①は、うまく生きれなかったところがあるんでしょうね。




そういえばアルゼンチン君も、年が離れた双子の妹がいました。


とても可愛がっていたと言っていました。


アルゼンチン君が小さな姪っ子と話す時、とっても甘い話し方をしたり、姪っ子からキスをせがまれていて、いっぱいキスをしたり。

アルゼンチン君も、やはり素敵なお兄ちゃんだったんだろうな。


アルゼンチン君がお料理が大好きな理由は、高齢出産かつ双子を妊娠したお母さんを気遣う為、


小学生の頃から料理を始め、それが楽しかったそうです。


ずっと一人っ子だったので、

妹2人が産まれて、とても嬉しかったそうです。


あらためて、アルゼンチン君は魅力的な人でした。