朝起きたら入っていた、ヨルダン君からの衝撃のメッセージ。
「メイ、言語交換サイトで新しいアカウント作った?」
ヨルダン君に、私のイトコの偽アカウントが実は私だとバレた?
でもどうやって?
確かにイトコだけど、双子や姉妹ではない。
イトコは日本人の両親。
便宜上、イトコと書いているが正確には私のハトコ。
しかし何故かイトコ(ハトコ)は超ハーフ顔。
私といると必ずイトコもハーフに間違えられる。
イトコはよく言えば池田エライザ系の顔。
でもプロフィール写真では伏し目で下を向いており、全く顔はわからない。
ヨルダン君はデータアナリストというので、おそらくコンピュータに強いのかな。
そんなことより何てヨルダン君に言うんだ、私。
素直に「ヨルダン君のログイン履歴をチェックしたかった。」と言えば、ドン引きされる。
でもそれ以外の言い訳はない。
ヨルダン君はドン引きするだろうけど、
彼は怒ったり、私をブロックをすることはないはずだ。
(私よ、なぜそう思う。)
そして私は朝のヨルダン君へのメールを送れずにいた。
だいたい通勤前の地下鉄で、ヨルダン君に、おはようメールや朝の東京の写メや、銀鮭定食を送る。
(何故か日本人の朝食は魚というくだりで、ヨルダン君は笑う。そしてかつての私のエジプトの友達たちも大爆笑していた。何故そんなにおもしろいんだ。)
ちなみに私は、会社近くのレストランで朝食を食べることが多く、ヨルダン君に写メを送る。
しかし今日は、
朝食が食べられない。
食べる気がしない。
そのまま会社に着き、仕事へ。
と思っていたら、午後イチの
ありえない時間にヨルダン君から電話が。
ヨルダン時間の朝。
「ごめん、仕事中だよ。」
するとヨルダン君からの返事は…。↓
「そうだよね、ごめん。」
…やはりそんなに怒ってはいない。
さすが素敵なヨルダン君。
「ごめんね、ヨルダン君のログイン履歴をチェックしたかったの」って甘えた感じで言うか。
偽アカウントを作っただけで、私はイトコの偽アカウントからヨルダン君に話しかけたりはしていない。
そこは私も良心がある。
ヨルダン君から話しかけられるのを待っていただけだ。
(↑もはや自分でも何の弁解かはわからない。)
するとヨルダン君が一枚の写真をメールで送ってきた。
「メイ、このアカウントは君が作ったものじゃないよね?」
写メまで送ってきた。
↓
↓
↓
↓
その写真は、
私のイトコの偽ではなく、
私がアメリカの某有名カフェで、
スイーツをかぶりついている旧アカウントの写真だった。