私が、「私が信頼できる国連機関、
主に教育支援、給食支援、国境なき医師団に、
毎月送金している」と言ったら、
「メイはよくやってると思うけど、偏った機関にしか送金していない。
もっと他の人々にも手を伸ばすべきだ。」
次の日にイギリス君を呼び出した。
「どういう意味?」
「電話していい?」
「今ならいいよ。11:30には相棒から電話かかってくるから、それまでね。」
「相棒ってまた例のアラブ人?
相棒って、メイの恋人って意味?」
「今からメイに電話するよ。」
何故かここで、イギリス君からの電話が遅く、
すでに私はヨルダン君と話していた為、
この日は終了。
また翌々日、私はイギリス君を呼び出した。
「ねえイギリス君、
そこにいる?」=ツラ貸せ。
(↑もう彼にとっては、私からの呼び出しは恐怖でしかないはずだ。)
「どういう意味?」
「それは…
メイが『私の信用する国連機関を通してしか送金しない』と言うから、もっと他の人も助けるべきだと言ったんだよ。」
「例えば?」
「メイは、日本人の運営する大きな国連機関しか信用しないんだね。
(↑ユニセフや国境なき医師団は、日本人だけではない。)
日本人しか信用しないで、アフリカ人を信用しないのはおかしい。
アフリカ人の個人にも送金できるよ。」
「絶対しないよ。
(バカなのお前?)」
「アフリカ人を信用しないの?」
「絶対しないよ。
(バカなのお前?)
世界中の子供はかわいい。
そして子供は innocent だ。
だから助ける。
でもアフリカは政府こそが腐敗している。
アフリカ政府すら信用できないのに、
アフリカ人のどの個人を信用できるのか。
私の給料から生活費を差し引いて送るお金だ。
そのお金の横取りはゆるさない。」
「誰も横取りなんかしてないよ。
(↑この言い方)
メイはアフリカに行ったことあるの?
よく知らないくせに。」
「横領は有名だよ。
日本政府が支援したお米、コーンミール、何と赤ちゃん用の粉ミルクまで、
アフリカ政府が横領し、
ブラックマーケットで転売され、
本当に必要で、お金がなくて買えない人に届いていない。
イギリス君はアフリカに行ったことあるの?
それならよく知ってるんじゃないの?」
「横領はアフリカ政府じゃなくて、
日本政府がやっている可能性もあるよ。」
「何の為に、日本政府が主食で食べもしない安価のコーンミールなんかを横領するんだよ。
ブラックマーケットはニュースでも流れてるよ。」
「ニュースしか信じないんだね。」
「ニュースを信じるしかないよ。
それとも私は誰を信じるんだ。
アフリカ現地に知人なんて誰もいない。
お前か?」
彼は何を狙ってる?
ハゲワシみたいだ。
※私は日本在住のガーナ人の親友がいます。
彼女は最高に素晴らしい人です。