アラフィフ女でありながら
反抗期真っ只中。

自覚するも
自分のなかに
暴れ馬がおるみたいに
ひとつのことに対しても
同時に全く正反対の自分が出てきて

出した言葉はどれも本心なようで
どれも言葉足らずで

欠乏感で喘いでいるはずなのに
それにすら動じていない部分に慄いたり

一番近い表現とするならば
「手に負えない自分をもてあましてた」

これまでに経験してきた身体症状
喘息
パニック発作
めまい
味覚のマヒ
寝ても寝ても眠くて
起きてられない

それらも再び体験させていただき


何やねん私!
何やねん私!
…と
ヤケになったり
爆睡したりで
結構なアップダウンでした。


*****

涙、涙の旦那と娘の別れを見ながら
娘と二人きりになってみると……

私ひとりで娘を守っていかなあかんというプレッシャーもあったけど

それを遥かに上回る

今まで
どんだけ神経使ってきててん!と
自分に突っ込みを入れるくらい
めっちゃ楽チンでして。

人ひとりおるかおらんかで
こんだけ空気って変わるんやなぁというくらい
快適極まりない毎日です。

10年くらい、常に緊張してきたので
一気に脱力してます。

*****

旦那の出向先は
私が1回目の結婚をしていた時に
住んでいた町の近くで

その時の記憶はほとんどないものの
断片的に残っているのが

とにかく寂しかった

知らん町で
言葉も違うし
友達もおらん
当時はスマホなんてなかったし
ネットもようやく出始めたかな?の時代で
どこに何があるかを調べるのにも
時間もかかってたなぁ。

頼みの綱の元旦那さんは
会社に泊まる毎日
たまに帰ってきては
寝てはったなぁ。

今なら分かるねんけどね。
彼は
どんより暗い
狂気混じりの私のおる家に
帰りたくなかったんやって。

帰りたくないから
会社に泊まってたこと。

幼稚な私は
ますます拗れて

旦那のいない知らない町で
ひたすらチャリンコ漕いでウロウロしたり

夕方になると
あまりの寂しさに
トボトボ歩いて
近所の神社にお参りにいって帰ってきてた。

当時はまだ信仰宗教にドップリだった私が
なぜ神社にお参りしていたかは思い出せないが

豊受大神の神社だったことは覚えている。


冬になって
流星群がくるということで
流れ星にお願いしようと
実に子供みたいな発想で

星が流れるたび
「毎日美味しく楽しく晩御飯が食べられるような、あたたかい家庭を作れる相手と巡りあえますように…」と祈った。
自分でもえ?え?と思っていたが
その時はなぜかハイテンションになってて
「あー、私と出会って再婚するために、今頃どっかのお宅で別れ話してはるわ、ウフフ」などと

実に恐ろしいことを
サラッと流れ星にお願いしてました。

みなさん、
願望実現は
願って、手放せ
と言われますが
アレはある意味当たりですかも。 

離婚なんて許されるはずない

そう、父や母の価値観にドップリはまってたのに


そこからひと月もたたないうちに
全く想定外の流れで
離婚成立。

流れ星のエピソードは
すっかり忘れてました(笑)



****


明日は休みだという旦那が
近所の神社さんにご挨拶にいくと

特に信仰心が強いわけではない旦那が
そう言い、
グーグルで寮の近くに
良さげな神社がないか調べてくれといってきた。

正直、旦那の寮がどこにあるかも
ろくに知らなかったのだが(興味なかった)
グーグルマップで検索したら

ヒットしましたよ、
そう、
私が昔、日参した神社さんが。



年末年始、
今までのモラハラが嘘みたいに
昔、流れ星に願った理想の旦那像そのものになっていた旦那。


ヒットした神社を旦那に伝え、
できればご挨拶してきてほしい旨
伝えた。
寂しくてたまらなくて
泣きながら通った神社さんだと。

あの頃の私の残像がおるかも知れんし
それを引き揚げてきてほしいと。

ほんで
神さまにお伝えしてほしいと。

あの時泣きながらこうべを垂れていた子は
今ちゃんと生きてますと。


当時の私のように
寂しくて仕方ない旦那は
私のこのお願いに
とても奮起してくれた。

私が星に願ったばかりに
君の人生も変えてしまったなぁと笑うと

旦那も
いや、自分が流れを変えたのかもと言い出し

最終結論は
お空の上の娘が
自分が生まれたいがために
色々切ったり出会わせたりしたんちゃうかということになった。

※旦那と出会ったのはお互いが離婚してからです。



続く。
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トートタロットのお勉強。