こんにちは、めいこです。

 

オランダに赴任して、早いもので2か月が過ぎました。

赴任直前の準備、着任後の息子との生活、友人の渡蘭…いろんなことがありすぎて、ゆっくりブログにまとめる時間がありませんでした。(いや、時間はあった。精神的、体力的に睡眠を優先していました)

 

少し落ち着いたので、これまでの生活等、振り返りつつ記録したいと思います!指差し

 

 

まずは、どうしても書きたい息子の学校について。
今回、わたしの仕事で息子とオランダに来ているので、わたしがフルで働くためには息子が学校にフルタイムで通うことが前提で、最も重要な要素でありいちばん難関な壁でもありました。
赴任が決まったときはインターナショナルスクールを希望していましたが空きがなくて入れず、いろいろな現地校に打診メールを送り、ようやく会社からも近く英語クラスもある現地校での受け入れが決まり、学童への手続きも済ませていました。
インターナショナルスクールからは2年くらい入学できないかもと言われていましたが、2月に来年度の割り当てについて問い合わせたところ、9月からインターに通えると回答がありました。なので、現地校に通うのは3月~8月の半年足らず。一応、現地校にもその旨連絡を入れました。
赴任後、早々に息子と現地校へ。準備視察のときも訪問はしていたけれど、実際にクラスに入って先生やクラスメイトたちと過ごす時間は英語もオランダ語もわからない息子にとって恐怖そのもの。わたしが少しでも離れようものなら泣いて訴えてきました悲しい
初日はわたしも授業に参加させてもらい、数時間の滞在で終わりました(わたしは仕事を欠席)。翌日も一緒に参加するなどしていましたが、いつまでも仕事を休むわけにもいかないので、先生に抱きかかえられて泣きながら嫌だと訴える息子を背に、泣きながら会社に出社しました。
そしたら現地校から会社に電話があり、息子がくたびれて寝そうだから迎えに来てくれと。そして、今週はもう登校せずに家でゆっくり休ませてやってくれと言われました。確かに、渡蘭して数日で時差ボケもあったと思いますし、それまで日本の保育園では昼寝が当たり前でしたが、オランダでは15時に学校が終わるので昼寝の時間はありません。ましてや言葉のわからない環境でストレスや疲れもあったのでしょう。わたしは息子への配慮、理解が足りなかったと反省し、会社に数日休みをもらえないかとお願いしました。
会社は息子の生活を整えるのが最優先事項だと、快く休みを承諾してくれました。また、このとき、わたしたち親子にとって現地校で半年を過ごすより、少しでも早く英語環境へ移った方が良いのではないかと現地校からインターナショナルスクールに掛け合ってくれたようで(よっぽど息子への対応が大変だったのかもしれませんが笑い泣き)インターへの入学が4月に早まりました。
(あとでまわりの駐在の方から、現地の学校同士でやり取りし、入学時期が変更になることはよくあると聞きました!)
といっても、インター入学前には数時間の体験があり、息子は1回目の体験ではうまく参加できず、2回体験をすることで入学が認められましたので、結果、5月に転校することになりました。
とはいえ5月の転校までは現地校、そして学童(現地校をフルに通えていないので学童にもしばらく通えませんでした)にも通ってもらわなければならず、息子には本当に苦労をかけたと思います。現地校に慣れたと思えば次は学童が始まり(自由度が高い学童は息子にはさらにハードルが高く、また付きっきりになったのでわたしは仕事を休むことが増えました。学童ではランチやおやつが出るのですが、わたしも食べさせてもらい(笑)おかげで現地のおやつや食事事情に少し詳しくなりました)、それぞれ慣れてわたしも仕事に集中できるようになった頃にインターナショナルスクールへ転校だったので、正直、息子にとっては落ち着かない2か月だったと思います。
今、インターナショナルスクールへ通い始めてまだ1~2週間ですが、同じ学年に日本人が数人いることもあり、息子は友達ができたと嬉しそうに通っています。何言ってるか全くわからないオランダ語より、少しでも知っている単語がある英語の方が馴染みもあるでしょうし、何より、日本人がひとりもいない現地校生活(1か月ちょい)を乗り越えたことが大きな自信になっているようです。転校にあわせて学童も移ったのですが、初回から参加することができました拍手
現地校での生活は、想像以上に大変でした。オランダ語を訳しながら手続き、対応していたことももはや懐かしいです。(インターでは書類が英語なだけでほっとする。学童は今でもオランダ語だけど)大人げなく先生の前で泣き(大人になって家族以外の前で(映画とかで感動する以外で)泣いたの初めてかも)、多くの先生に心配され励まされ、クラスメイトのお母さんたちにも優しく声をかけてもらい、子供たちにすら心配されて。(どんだけ笑い泣きオランダの子供たち、めちゃめちゃ優しいのよ。必ず挨拶してくれるし、息子のこともずっと気にかけてくれてた!)感謝しかないです。

最初からインターだったらどうだったのか、それは「たられば」の話なので意味はないと思いますが、我が家は現地校→インターの流れで、結果良かったのだと思っています。せっかくオランダに住んでいるわけだし、オランダの学校事情を少しでも知ることができ、オランダ語と英語が違うことも息子にとっては気づきになったと思います。わたし自身、少しだけどオランダ語を覚え、挨拶ができるようになったのは嬉しかったなー。息子も、オランダ語の歌をひとつ覚えました!公立のインターなので今後もオランダ語の授業はあるしね。


まだまだ息子の学校生活は始まったばかりですが、まずは大きな壁を乗り越え、親子共に成長できたと感じています。これからも息子に寄り添い、いっしょに学び、楽しい学校生活を送れるようサポート頑張りたいと思います。

(現地校での様子。手前で興味なさそうに横向いてるのが息子。笑)

(学童の遠足にて。コミュニケーションが不安なため、わたしも付き添いで参加することに。手前が息子。)