前の職場 | メランコリーの闘病日記

メランコリーの闘病日記

自身の病気を通して学んだことや、日々感じたこと、過去の出来事を踏まえて学んだことなど様々な視点でブログを綴らせていただいてます。

昨日、前の職場の同期と連絡を取り合っていて
案外辞めてもみんなと連絡を普通に取り合うことが多いなぁ、と

思いながらも

前の看護職の職場のことを思い出していました。


以前の職場を辞めることになった大きな原因となったのは
『病棟外の人間と合わない』だったんです。


けど、看護師って余程のことがない限り、役職のないスタッフが
上の人間と関わるなんてことは基本的にないです。

最後に会ったのは面接の時だなぁ…という新人スタッフが大半だと思います。

今の職場の部長とも最後に話したのは面接の時なので。

以前の職場では、入職後2週間は同期と上の人間だけと過ごし、
入職後3週間で所属部署に入りました。

そこで、初めて病棟の師長やスタッフと会います。

僕は、最初から(特に)部長とは合わなくて、
月1程度の面談を強いられてました。

病棟に入ってしまえば関わることない人間だから今だけの辛抱だよ。

と言われていたし、そう思ってました。
しかし、余程辞めてほしい人間のようで月1の面談。

毎回それもとてもプレッシャーで。


病棟は共に仕事をする人間なので必然的に仲が悪いとなることはなかったです。
なんせ過ごす時間も部長に比べたら遥かに長いです。


なので、師長とは仲が良く、辞職を決めた前日も飲みに行ったりしていたのです。

しかし、部長とはたったの面談の時間しか会うこともないのに
ましてやわざわざ面談を設けるような人材でもないのに
こうなってしまって、という嫌悪感と、

中間管理職である師長に罪悪感ばかり抱きました。

僕は今の段階では
現場から僕一人がいてもいなくても変わらないと思ってます(良い意味で)。

人材不足の現場を考慮すると頭数としての損失は大きいかもしれないですが、

それは対象が誰であっても同じだし、ということです。


なので、面談を設けてまで
僕個人に辞職を勧める部長に飽き飽きしてたのもありました。

どっちも折れない

辞めてくれ


辞めたくない

一体いつまで続くんだろうなぁと思って(笑)。


段々と僕の方がそれに折れてきて
病棟が仮に良くても
これだけ病棟外と合わないなら

辞めた方がいいのかもしれないと弱気になってきました。


師長と同期とは仲が良かったので
師長とも何度も話し合いを重ねて、
「大人しく(穏便に)しとけば辞めなくて済むでしょ」
「誰のために働いてるの?自分のためでしょ?誰が決めるの?あんたがそれで辞める筋合いはない」
と言われ、

同期にも辞められるのはきついとお話いただいてたので
それだけをモチベーションとして後半は頑張ってました。


上には辞めろと言われるけど

一番傍にいる人達は、まだ価値もそんなにない自分に頑張れって言ってくれる。

だから気持ちが尽きるまで頑張らないとって。



それを思い出すと、僕ってこういうことが多くあるな、と思ってしまって。


大学の時も、予備校の時も、何かとそういうことがあって。


要は
『好かれる人には好かれるけど嫌われる人には嫌われる』ということなんです。

そのギャップがあまりにも大きすぎて

ギャップの間で苦しんだり助けられたりだったり、いうことが多いです。


どうしてなのかなって。


僕が人間を嫌いになるということ自体
なかなかにないことです。

だから、嫌いになった人間にも
少しでも表面的には会話をする、ということが本当にできない人間です。


社交辞令すらできないです。


その部長と何時間面談であろうと一言も話してないです。
二言返事の「はい」を延々と繰り返すだけ。

なので、部長にも
「あんたそれでよく友達がいるもんだね。本当にスタッフとお話ができているの?」とよく言われてました。

けど、同期もああいう感じだと部署の師長も話してるし
部署の師長にも可愛がられてるもんだから、と。

矛盾は多かっただろうと思います。



僕はそれを通して、

嫌いな人間に対して
好きな人間と接する時のようなレベルで
接することはできない。

というのはわかったので、


最初から

嫌いな人間に接するくらいでしか、好きな人間とも
周りがいる時は接しない

を決めたんです。

今の職場に来てからは
ロクにスタッフとコミュニケーションなんて取ってないですが、
嫌いな人はいないです。

けど、下手にコミュニケーションを取ってしまうと仲良くなってしまうのも今までの経験からわかりきってる。


そこに対する差を付けたくないのと、
「みんなに良い顔だね」というのもあんまり良い経験にならなかったので、

誰とも話さないようにしようとなってしまいました。


話すというのは〝雑談〟です。
相手が話してくるぶんには聞きます。
けど自分から敢えて仕事外の話を持ち出さない。

人畜無害になりたいな、という願望もあって。


これ割と幼少期から思ってることなのかもしれないですが。


そうしてからは職場は働きやすいではあります。
やりづらい部分よりもやりやすい部分の方が多くて。