看護師しかない | メランコリーの闘病日記

メランコリーの闘病日記

自身の病気を通して学んだことや、日々感じたこと、過去の出来事を踏まえて学んだことなど様々な視点でブログを綴らせていただいてます。





昨日寝てるときに、自分が看護師として働いている夢を見ていました。

凄く凄く幸せでした。

ここ最近は医師になることを目標として看護職とはかけ離れた生活を送っていましたから、


久しぶりに看護師として自分が存在していることを夢の中で体感できたのです。


看護師でいることがこんなにも幸せなのだ、と。

正直なところ、自分自身がこんなにも〝幸せだ〟と感じることって
そうそうないし、ほとんどないな、と思いました。

看護師をやって初めて〝幸せ〟という感情を覚えたといっても過言ではありません。


こんなことでって思うかもしれないけど、普段物事を考えすぎて
自分の感情や本音さえもわからないからわからなかったけど
〝本当は看護師として患者に寄り添いたいんだ〟ってことを夢に知らされました。


夢の中で、職場で一緒だった同期と師長と会えたのも本当に幸せで。

看護師として患者と接することも幸せで。


電話で目が覚めてしまったけど覚めたくないと思った夢は人生で二度目だった。


〝自分が生きていく術は看護師しかないんだ〟と思ってしまいました。

自分がありのまま幸せを感じ取れる唯一の選択肢ですから。


医師になることは確かにずっと夢だったし、目標でした。

だけど、医師を目指せば目指すほど僕がその先に見るのは〝自殺〟なんです。

〝医師になってこれを成し遂げて死にたい〟

まるで自分の死に向かうようにして医師を目指しています。

医師を目指すということは、自殺を目指すこととイコールの関係なんです。


医師になれば自分は全てやりたいことをやり遂げることができるから、これでやっと死ねる。

そう思うことしかできなくて、

目標に向かって勉強をすることさえ自殺の為にやっているようで辛かったです。


だから看護師の夢を見た時は本当に幸せだったのだと思います。

本当の意味で患者の為に患者の人生、患者の生活に寄り添うことができる毎日。


看護師として働いている時の自分は確かに生き生きとしていました。
本当は医師になりたいのに、と思いつつも
辞められない自分がいて。

看護師である限りは死ぬことはできないです。


自分が純粋に幸せを感じられる人生を、

そろそろ素直に選んでもいいのかなと思いました。


忙しくなるし給料も低いし、なかなかみんなとは会えなくなるかもしれないけど。

自分には看護師しかないんだろうな、そう思うと涙が止まりませんでした。


ということでずっと泣いていた昨日でした。