2024/5 回想(1986-1988):インドネシア~転職~転社② | くぼたログ

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帰国後すぐに求人誌を購入。(ネットではない時代)

自分にできる仕事は何か?経歴を生かせる仕事はないか?

一番目についたのはコンピューターシステム関係の仕事。

ほかの業種に比べて収入や待遇の次元が違った。

しかもどの企業も“未経験者歓迎”の文字ばかり。

(振り返ればあの時代から一気に社会はコンピューターによるシステム化が進んだ。)

 

その文字に乗って「チャレンジしてみようじゃない」といくつか候補を絞って履歴書投函。早速採用試験と面談の通知。

千葉の会社を退社して一時的に実家へ引き上げてきていたので、何かと障害があった。

その一つが都内までのアクセス。応募企業はすべて東京だから交通費が大変だった。

だから企業と交渉して試験日を調整してもらい、できるだけ短期間の滞在で済むようにした。

もうひとつ厄介だったのは、地元の市役所職員の採用試験。

これは何が何でも俺を地元にとどまらせたいという母親の思い。

就職活動中(といっても求人誌を見て応募するだけ)だったけど一応受験した。

しかし、教員採用試験の時と同様、田舎はほぼ縁故採用なことはわかっていたからその結果は期待もせず、かまわずその結果が出る前に自分が見つけた企業の内定を取り付けてやろうと積極的に応募・試験・面談を繰り返した。

(田舎の市役所職員の採用試験は単なるマークシートの試験なのに結果がでるまで2週間以上かかるとのこと。その期間で縁故の有無を確認して結果を出すのだろうと推測)

 

その結果、自ら応募した複数の企業から内定通知をもらい、そのうちの一社に決定し、再び上京することに。

そのことを喜んでくれるどころか不満顔の親に残念な思いをした。

再上京する直前に市役所職員の採用試験の結果が届き、案の定不合格。なぜかうれいしい不合格だった。

再上京後まもなくPG(プログラマー)としての仕事が始まった。

(③へ続く)