すっかり寒くなりましたねえ
これからの時期は、クリスマスや忘年会、お正月とついつい暴飲暴食となりがちですよね。
そんな楽しみでもある食べ物ですが、注意したいのがアレルギー。
アレルギーと聞くと、カニやエビなど甲殻類が食べられないとか、貝類がだめとか結構身近ですよね
私は、今のところこれといったアレルギーはなさそうなので、何でも好き嫌いなく食べられるのがありがたいのですが。
ただ、アレルギーと一言で言っても実は知らず知らずのうちにアレルギーになっていることがあるそうなんです
えー私は大丈夫。食べ物は何でも好き嫌いなく食べられるのが一番
と思ったそこのあなた
ものすごく身近な食べ物が、しかも毎日欠かさず食べている食べ物が、性格まで変えてしまうとしたら?
大好物で、毎日食べているから自分に合っていると思い込んでいる食べ物が、体調を左右するとしたら⁇
決して他人事ではありません。
今回は、意外と知られていないアレルギーの種類についてまとめたいと思います。
参考にした本はこちら↓
そもそもアレルギーって?
アレルギーとは、本来毒ではないのにもかかわらず、体が異物と認識して過剰に反応してしまう状態のこと。
そして、異物のことを抗原というそうです。
異物=抗原となるものが体に侵入してきたとき、私の体は、その異物と結びつく抗体をつくります。
そしてその抗体を免疫グロブリン(Ig)というそうです。
抗体が出来たら、次回その抗原が入って来たときに、体は自動的に反応してくれます。
これが免疫のしくみなんですね。
毒に反応するのは必要ですが、問題は毒でもないのに反応してしまうということ。
なかなか複雑なんですねえ。私たちの体は。
そしてその免疫グロブリン(Ig)の種類が大きく分けて3種類あるそうなんです。
IgEアレルギー
アレルギーと聞いてイメージ出来るのがこれ。
甲殻類のアレルギーや花粉症など、すぐに症状があらわれてくるのがこのIgEアレルギー。
即時型ともよばれているそうです。
ご存知のとおり、その食べ物を食べるとやばいことになると本人が自覚しているやつですね。
IgGアレルギー
すぐに症状がでない遅発型アレルギーとよばれているこのアレルギー。
実は免疫グロブリンの80%がこのタイプなんだそう
異物とされる抗原が入っても、すぐに症状があらわれないため、何が抗原なのかが分かりづらい。
症状も多岐にわたり、たとえば落ち着きがないとか、イライラするとか、落ち込むとか。
それが他人を攻撃してしまうとかいうことに発展し、発達障害と診断されてしまうこともあるんだとか
ちょっとこれは想像を超えてますよねえ。
しかも、抗原となる食べ物は大好物だったり、毎日食べるものがほとんど。
パンやコーヒー、卵、乳製品などなど身近すぎる食べ物です。
しかも症状が、性格的なものだったらまさかアレルギーだったなんて想像できませんよね
そのため、隠れアレルギーともよばれているそうです。
IgAアレルギー
先ほどの2つ(IgE、IgG)は、血液中に入ってきた抗原に対して働くものですが、このIgAはその前、腸や目、鼻の粘膜で働く免疫グロブリンです。
これが充分に働いていると、粘液で包み込み排出されるので、血液に入る前に異物をいれなくてすむわけですね。
痰や咳、下痢などが分かりやすい例。
このIgAの抗体が特定の食材にある時、腸管などの粘膜が弱くなり、その食材がアレルギーを引き起こす可能性が高くなるそう。
また、IgA抗体の分泌が少なくなると、IgGアレルギーも発症しやすくなるそう。
胃や腸、鼻の粘膜は、最前線で異物と闘う大事な部分なんですねえ
まずは大好物を疑おう
さて、アレルギーには3種類あることが分かり、しかも私たちのよく知ってるアレルギーとは違い、気づきにくいアレルギーがあることが分かりました。
体調の不調も、まさか食べ物からきているとは気づかないようなものまであり、もし改善すればもっと絶好調な自分に出会えるかも
大好物で毎日食べるものを断つのは本当に辛いけど、絶好調の自分に出会えるかもしれないなら一度試して見る価値はありそうです。
私はコーヒーかなあ
2週間くらいで変化が分かるそうなので、12月から2週間抜いてみようと思ってます
果たして体調は変わるのか
また次回ご報告したいと思います
それではみなさんも元気にお過ごしくださいませ~