Hola!




出発の準備ができた



部屋にはもう何も無い



必要なものだけを詰め込んだ、スーツケースだけ



マラガから戻って二年



住み慣れたバレンシアを出て、新しい町へ向かう



地中海に浮かぶ島、マジョルカ島へ









今年の初めに、私をものすごく驚かせた一本の電話



それは、マジョルカにある日本食レストランでの仕事のオファーでした



好奇心旺盛な私はすぐにでも飛んでいきたかったけれど



いろんな事情で動けなかった



あれから8ヶ月、私の準備が整う今日まで、待ってくれていた









また、ゼロから



初めて見る景色、知らない人達



新しい部屋、新しい職場、仕事の仲間



新人に戻って、雑用係



またいつかのような思いをするかもしれない



きっといろいろあるだろう









気持ちが揺らいでいた時期もあった



もう安定した生活を、このまま続けていくこともできた



ここにいれば、誰かが私を守ってくれると思った



けれども、最後はやっぱり、、





後悔はしたくない





この先が、数年後の自分を、今よりももっと頼もしくさせるなら



迷わずに進みたい










バレンシアの皆様、大変お世話になりました。



いつもしてもらうばっかりで、何ひとつお返しできないまま



ここから立ち去ってしまうこと、どうかお許しください。



それでも今回の決断をした私を、温かく送り出してくれる皆様の気持ちを



大切に持っていきます。






ありがとう。



さようなら。また会う日まで。









一度してみたかった、島暮らし



ちょっとだけ、ワクワクしている(笑








Hasta la vista!




Hola!




最近の傾向から、そのうちやるだろうとは(笑










2年前の美容院で洗礼を受けて以来、伸ばし続けた髪は



とうとう背中の真ん中あたりまで到達した



正直、髪を下ろすヘアスタイルはぜんぜん似合わないし



むしろ貞子風の不気味さすら漂っていたので(笑



肩までバッサリいきました。



時間にして、わずか5分。






その後に、1000円カット風の美容院で毛先を揃えてもらったんだけど



切りたい欲は治まらず



毎日ちょっとずつチョキチョキして、



最後は、友人に、夏目ミクちゃんの画像を見せて



これにしたいと無茶なお願いをしたところ(笑



ところが、かなり理想に近づけてくれて(!)



最終的に、顎ラインから3センチ上のショートボブになりました。






すっごく気に入っちゃった!どうもありがとう☆



おかげで、夏が何倍も楽しくなっちゃったー♪







とりあえず、なんでもやってみるもんですな(笑







Chao!

















Hola!




今年の夏は、簡単リメイク!




スウェット素材の半袖ワンピース


ハサミでチョキチョキ、切りっぱなしのタンクトップに











ケープスリーブのシャツは、肩からざっくりいってノースリーブに










2種類のワンピースは、分解して手持ちのトップスにドッキング


















USED(激安2ユーロ、約280円)


ウェストでぐるぐる巻くタイプの大ぶりリボンは、ちょっと控えめに







こっちは7ユーロ(約1,000円)








今年は、セールでマキシスカートとワイドパンツ、タンクトップを2枚だけ購入して、


洋服代、だいぶ安く済んじゃった(笑






これはこれで、意外に楽しい節約生活。





Chao!


Hola!





祖母が亡くなって、まだ祭壇が飾られたわが家に



学校に捨てられていたあなたを、こっそり連れて帰ったのは



いまからもう20年前。高校3年の夏でした。



生後間もなく、本当に小さかったあなたは、とても甘えん坊で



おてんばで、いたずらが大好きで、



祭壇が格好の遊び場でしたね。





父が、ハルコ(祖母:春子)って名前はどうだ?と半分冗談で言ったけど、



もう半分は、意外と本気だったかも知れないと、今になって思う。



結局、黒と灰色のトラ柄の、あなたの名前はミルク。



愛称ミル。








翌年の春に上京すると、



たまにしか帰省しなくなったあなたと私の立場は



いつしか逆転しました。



家の住人ミルと、よそ者の私...



私を見ても完全素通り



一度、寝転んでる私を、よけもせず踏んでいったの覚えてるかな。



前のように心が通わなくなった、と感じた瞬間でした。



実家を離れた私に、きっと何か、思うことがあったのかも知れないね。








寅年の父とはまったく相性が合わなかったのに、



父が病気になってからは、一日中、一緒に布団の中にいたね



父が亡くなった日は、ひとときも離れず、祭壇の前に座っていました



その悲しげな後ろ姿が、とても印象に残ってるよ



その後、ひとりになった母を支えていたのも



母と一緒に実家を守っていたのも



ミル、あなたでした。








あなたは最期の日、朝から外出していた母を、一日中ずっと待ち続けていたね



まぶたがもう、半分も開けられない状態で。



いそいで母が家に戻った、その10分後・・



駆けつけていた妹家族みんなに囲まれて、



大好きな母に抱かれ、子守唄を聞きながら。










20年という長いわが家の歴史を、



病気の父のこと、ひとりの母のこと、



私の知らない、実家の日常を、



きっと多くのいろんなこと、解っていたんだと思う。



















ミルへ



ありがとう。



20年、ありがとう。



あなたへ、これからもずっと、感謝していきます。







さよならは言いたくないから、



いつかずっと未来に、また会える日まで。









Hasta la vista.

Hola!




そうなんです、最近のマイブームがこれ。













新鮮な朝の空気と太陽、緑色の景色



このぜいたくな空間を、音楽を聴きながら1時間歩く



一日のはじまり、からだいっぱいにエネルギーをチャージする















上半身裸のぴちぴちの男子が、後ろから追い越していった日には



ますます元気が出ちゃうよね~(笑



お馬さんのおっきい落とし物に遭遇したり



名前を知らない花の、色鮮やかさにハッとしたり。



ベビーカーを押しながらジョギングしているパパがいるあたり



やっぱりそこはスペインなんだな(笑













日常の生活も、このウォーキングみたいに



前ばかり見てないでときどきは周りにも目を向けて



いろんな景色を楽しめるペースで進んでいきたい






きちんと食べること、気持ちよく眠ること、



ていねいにはたらくこと、



ひとつひとつの行動にちゃんと意識を向けると、意外と、



何気ない生活にも味わいがあるんだよね









これほど質素な生活をかつて経験したことがないのだけれど



不思議と今、心がとても豊かなのはどうしてだろう…






自分の人生を今、充実して送れていることに、



周囲の方へ、とくに、母へ感謝したいと思う。







Hasta la próxima vez!
















Hola!



♪雑穀入り全粒粉のパン♪



(画像が暗くてスミマセン..夜中に食べてます^^;)


小麦粉・水・塩・イーストだけのしっかり小麦味


全粒粉ならではのクセになる噛みごたえ


今回は、それにちょっとだけシリアルを加えました。


ポイントは、インスタントのドライイーストをあえて予備発酵させること


こうすることで発酵力を高めて、イースト特有の臭いも和ぎます。


焼き上がって粗熱がとれたら、ポイントその2


手でちぎって、豪快にかぶりつく!


これが最高にウマいです(笑




ときどきはリンゴのオーガニックジャムを添えて














-ついに巻きすが切れる-






昨年夏に買った「築地の巻きす」がとうとう切れた


こっちで買ってもいくらもしないんだけれど


もうじゅうぶん愛着があるし、直せるものは直す


物は大事にしたいのでやってみましたよ








パンと同じで、買えば済むものをあえて手作りするのって


ちょっと贅沢な時間で、好きなのよね^^





それにこういう黙々と地道な作業は


今は廃業した実家の工場「奥野製作所」を思い出す











































父が二十歳そこそこで始めたプラスチック製造工場


実家にいる頃は、よくアルバイトをしていました


射出成形されたプラスチック製品のキズやテカリの点検、


ニッパを使ってのバリ取り、不良品の選別。


目と手先を酷使し、ひたすら黙々とする作業で


一見、辛そうだけれど、集中していると2時間位はあっという間なんです


平日は、仕事から帰って夕食後から夜22時まで


納品が間に合わないときは休日を返上して。


他のパートさんと同じようにタイムカードを作って


お給料はちゃんと茶封筒に入ってて。


一度、どうしても働きたくない日があって、


その時は自分の部屋のこたつの中に隠れたのを、ふと思い出した(笑






小さい頃から、一生懸命にはたらく両親の姿を見てきた


幼稚園の頃は昼寝から目が覚めると、いつも工場の天井が見えた


私は、母のとなりにある段ボールの箱の中で、


一緒にウルトラマンもいた


ときどき、父がまたいで横切る


機械の音、油の匂い、鳴り響くアラート音、大音量のラジオ


よく眠れたもんだと思う




小学生の時、習字の授業で、


自由なテーマに、私は『しごと』と書いた


家に持って帰ったら、ちょうど遊びに来ていた近所のおじさんが


それを見て笑った




しごとはいつも家の一部、というか大部分を占めていたような印象がある


母はそれを、子供達に寂しい思いをさせたんじゃないかと


口にしたことがあったけれど、とんでもない。


懸命にはたらく両親の背中を、いつも近くで眺めることができた





4年前に父が他界し、工場のすべてが活動をやめて


時間が完全に止まってしまった今、


こわいくらいの静寂さがただよっている


あの喧騒の日々が、まるでまぼろしだったみたいに


もう二度とよみがえらない




大人になるにつれ失われるもの


それが、人生の道筋なんだろうけれど。







小さな下請け町工場は、とても偉大なしごとをしていました。


今日の私の仕事に対する、なんというか、


一種の、野生的嗅覚のようなものは


まぎれもなく奥野製作所の産物であり、


そして今、私が奥野製作所の娘であることに、とても誇りを持って生きている。









な~んてことを考えているあいだに、、










できた~♪




包丁がうまく研げるようになったかと思えば、


巻きすを編めるようになったりだわ(笑




宝物がまたひとつ。





Chao!














Hola!


バレンシアは、スペイン三大祭りのひとつ〈Fallas〉のまっ只中。


街全体で、世界最大級の火遊びやってます(笑



(お店からみた様子)





さてさて、すっかり全粒粉にはまった私。


毎日たべる食パンと、おやつを全粒粉を使った手作りのものに変えたら、


この一ヶ月でお腹の中がすっきり、胃腸がふわふわ~って軽い。





バターや卵を使わない全粒粉のクレープは、シンプルに粉・砂糖・牛乳だけで生地を作って


たまに気分でシナモンや抹茶、チョコレートを加えている。


パスタも全粒粉




自分で作るようになると、使う材料も気になりはじめて


お砂糖はブラウンシュガー、オリーブオイルはエクストラバージン、


食塩は天然塩に変えました。


ちょっとカラダが喜ぶものを。







そして先日、ついに、







ジャーン!!





買っちゃった♪


余計な添加物抜きの、シンプルな材料の食パンが食べたくて。


でもこれ、洗濯機みたいに材料をバサっと入れてボタンをピコって押したら


カンタンに焼けるものと思っていたんだけど...結構ナイーブなのね


なかなか難しい。。


全粒粉の割合、材料を入れる順番、水の温度やドライイーストの投入のタイミングなど、


いろいろと模索中です。





-今月の一枚-





お友達とすてきなカフェに行きました。


ハードな一週間だからこそ、毎日のたべるものや、お友達とのこういう時間はとっても大切です。





最近加わった新しいスタッフは、男の子に興味がある男の子…で、


彼が最初に覚えた日本語、


『ワタシ、オカマゲイシャ』が、お気に入りなんだけど^^:


男っぽくない男(彼)は、女っぽくない女(私)にとって、


お互いに中間的な性別だからか?身近に感じるものがあり、気楽で付き合いやすい。


そして、しょっちゅうケンカをする(笑


彼に頭にきて、私がぷんぷんに怒ってるときでも


『オゲンキデスカー??』


って、容赦なくしつこいの(笑





彼らのように自己主張がはっきりしていると、私も自分を素直に出せるようになり、


結果、お互いをよく知ることができる。


ケンカ中でもコミュニケーションが活発なので、


多少の衝突くらいでは簡単には崩れない人間関係ができあがる気がする。


色んな意味でストレートなんだよね。


まあ、うまくやっていこう。








先日、好奇心旺盛な私にとって、とてもワクワクするお話が舞い込んできました。


いろいろなことが、少しずつつながって


世界がだんだん、ひろがっていく


それは必然的ではなく、私に目を向けてくれる「誰か」がいること


そのことがとってもうれしい。




一歩一歩、ていねいに進んでいこう。






Chao!















Hola!



なかなかー、近頃はブログを書けるほどの話題がなく


日常化してしまったスペイン生活だけれど


40年後のおばあちゃんになった私が、思い出したらいつでも読み返せるように


つまらない事でも、月イチで記録を残していこうと思う。





ということで、





-今月の日課-


『朝一、クッキーを焼こう!』


今までは買ってたんだけど、自分で作ることにしました


どうせなら、体に良いものをと


バターなし砂糖なしのマクロビ風クッキー♪


材料はたった3つ


全粒粉、オリーブオイル、蜂蜜


面倒な計量はしない、スプーンのみ(笑


その日の気分で、チーズ・チョコレート・紅茶の葉・粉末青汁を入れることも


朝起きて、コーヒーを落とす間にささっと生地をつくり


レンジで5-6分。






こちらプレーン





こちらはチョコチップ





これがまた素朴でおいしいのよ!笑


全粒粉ならではのザクザク感もたまらない


出勤前、ちょこっと気持ちに余裕の効果もあり。







-今月のひとこと-



『One More Try』


仕事でいろいろとあって、一時は...辞めるところまで考えた


ずっと答えを出せずにいたある日、この言葉にハッとする


One More Try!!


うん、もう一度、やってみよう。









-今月のプチ贅沢-


誕生日ということで、友人にランチをご馳走になりました。



長ネギとズッキーニのポタージュ





メカジキのトマトクリームソース煮





チョコレートと洋梨のタルト




久しぶりに、とてもきちんとした料理・サービスを堪能しました。


ごちそうさまでした♪







そうなんです。36歳になりました。






日々、何かしらひとつ、些細な発見があったとして。


たとえば今日は、巻きすの構造(笑


昨日まで知らなかった事を、今日は知っているということ


それなら、歳を重ねるって、とても価値あることだなあと


素敵なことだと、改めて。





なので、ありがたく享受いたします。36歳。








Chao!








Hola!



6時20分発 ノルテ駅

バレンシアから南西へ120キロ、ラマンチャ州アルマンサという小さな町へ





夜明け前に到着^^





岩の上にそびえ立つアルマンサ城





とりあえず朝食

マンチェゴチーズ、やっぱりおいしい

2ユーロ。






丘の上にあるお城は絵になるね















スペイン王位継承戦争では、ここも戦場になったんだって

破壊された部分があったりして、ゾクゾクしちゃった




お城から見える町の風景





市役所





修道院





ワイナリーも見学







そして、ランチタイム














これがガスパチョだって↓

ラマンチャ地方のはトマトの冷製スープじゃないらしい。。





お腹いっぱい食べました

3人で、ワイン1本入れて、一人15ユーロ。

大満足!





ひさびさに、ゆる~い一日。


たまにはこういう時間も良いな。





Chao!


Hola!



2013年が終わるー


この一年は、これまでの人生の中でも、最も印象に残る年になったと思う


スーツケース一個で、ゼロからはじめたこの土地での生活も、


今年は、働いたお金で部屋を借りて、毎日、食べたいものを食べて温かい布団で眠る、


生活の基盤を得た


何かの役に立つことも、多少はできるようになった


それには、私を支えてくれたたくさんの人がいたことに


改めて感謝したい







来年の目標



『シンプルに生きる』



私に本当に必要なものは、それほど多くない


だから、数少ない大事なものを、うんと大切に


感情に振り回されることなく、思考もシンプルに


ゆとりのある36歳で。






皆様、良い新年をお迎えください。





Feliz Año Nuevo!