ある日の話

娘っ子の左手腕らになにかしら引っかきキズがいくつもあった


なんとも不自然真顔


ぶーねぇ
 そのキズ、どうした?

真顔…紙で切った

ぶーそんなわけない
 紙ではそんな切り傷にならないねぇ

真顔…なんでもないって

そのあとすぐに部屋に入ってしまった


少し時間経って
部屋に入り再度聞いてみる

最初は黙っていたが
堪えきれなかったのか泣きだした
どうやら習い事が理由のよう

自傷行為をするくらい辛いなら辞めてもよいと思うよ
そのときはそう伝えた


そのあと、普通に練習に行く娘っ子
泣いてスッキリしたのか
辞めると決めたからなのか

練習帰りの車の中で
辞めるって言ってよいの?と聞いてきた

ぶーあれから時間経ったけど、やっぱり続けるのはキツい?
ただ、嫌だから、きついから辞める〜なら、自分は解放されるからいいかもしれないけど、今はもう新しく始まっているし、大会まで頑張って終わってからでもよいのではないかな
今年一年はついていくのに精一杯なのだから、楽ではないことはわかっていたわけだからね

真顔…(やっぱり)

時間の経過のなかで
吹っ切っていた様子があったので
そう答えた
変わらず様子はみていかなくてはならない

終えるのは正直簡単なこと
周りのことなんてお構いなしなら

でも…
そのときは周りに迷惑かけること
それと
ここまで辛い思いもして頑張ってきた分、続けると言った以上頑張って欲しい

そう思っていた


そしたら学校からご連絡
別のトラブルの話で話しをしていたら、自傷行為のことがわかったので、お母さん知っていますかと…

どうやら仲間がいるらしい
友達関係も原因にあるらしい
友情の証でやってるのかとかまでは、わからなかったと…


うむ…
きちんと話し合わなければ


心のなかはスレスレの水の入ったコップなのかもしれない

慎重に…

慎重に…


どうか
良い方向に向かっていけますように…