自分をふりかえる

今回の旅でいちばん心に残ったクラスは、う～ん。と考えさせられるもの。

好きな先生だっただけになおさら残念だったけれど、自分を振り返る良いきっかけになりました。

ヴィンヤサは自由なところが好きなのですが、自由すぎるのも少々問題あり・・・

クラスの最初から、

「自分で好きなように太陽礼拝４回やって、終わったらスタンディングで待っててね」

「好きな後屈やって、終わったらスプタバッタコナアサナで休んでて～」

「最後に自分の好きなポーズをやって、準備できたら各自シャバアサナどうぞ～」

なんて、自由過ぎ。というか、手を抜き過ぎ？　疲れてたのかしら。

もしかしたらヨガが初めてで、太陽礼拝とはなんぞや？という人もいたかもしれないのに。


途中、「壁なしでヘッドスタンドできる人はどうぞ。で、左右ツイスト～。

できない人は仰向けで腹筋するわよ～」と言う。

隣にいた年配の男性は、かなりの勢いで床を蹴って上がろうとしておりました。あぶないあぶない。

バタンバタンいうから、心配でヘッドスタンドになんて集中できません。


さらに、「３人グループでのハンドスタンドの練習～」

個人的に解剖学以外でのペアやグループワークは苦手で、できるだけ避けたいもの。

相手に対しての責任もあるし、言葉も100％じゃないのに異国の地で相手にケガさせたらとんでもない。

ということで、こっそり退出しようとしたら先をこされてしましました。あああ。。。

小心なのか日本人だからか後に続くことができず、良い経験と思い結局最後までいましたけれど

先生のためのクラスなのか、生徒のためのクラスなのか？

自分を振り返るよいきっかけになりました。


でも今思うと、彼女のクラスにいつも来ている常連さんには問題なかったかもしれないし

「ちょっと手を抜きたいな」なんて考えてた私にはちょうど良かった。

Never say never...

万人受けするクラスをするのは難しいけど、主役は"I"ではなくて"YOU"。

そのことは忘れないようにしよう。