実家の塀の外まで、こぼれるように八朔の実がなっております。
立派なのが。
その下にはなぜか、貧乏くさい自転車が。
めぐのではない!
これも実家のモノ。
めぐ母曰わく。
ここの所、道路工事のトラックがよく通るのだが。
その連中の車の端っこが、無神経に八朔に触れて通り過ぎるので。
実が落っこちちゃうんだそうだ。
頭にきためぐ母は。
わざと、枝の下に自転車を置いておいて。
車が避けるようにしたらしい。
こんな所に置いといたらすぐに盗まれちゃうんじゃあないの~?
と、めぐは言ったが。
意外と持っていかないもんだね。
このまま春まで、コイツはここで八朔番か?