涸沢登山のことをお話しさせてください。





体力には自信ありな私ですが。




白馬でもそうでしたが

立ちはだかる自然を前にすると、
自分が小さくて小さくて。



足場は急勾配になっていくし
落石の可能性がある所も通ったりと
みんな危険と隣り合わせの道を進み

行けども行けども先は見えず、
疲労は溜まり
息がすぐ切れてしまう。


でも、
少しずつだけど目的地には確実に近づいているんですよね。

だって、ちゃんと到着するんだもの!












その、厳しさと小さな積み重ねの大切さは人生と似ているとはよく言ったもので。
本当にその通り。


それを身を持って体験しました。





山ってそりゃあ自然があるから空気は綺麗なんだけども、
また違う清々しい空気なの。
神聖な場所というか。


登らせてもらっているという感覚。
ずっと山に見られているなっていう感覚になるんです。
上に行けば行くほど
どんどん厳粛なぴんっと張った空気になるのです。


目的地に到着すると
達成感と自分に勝てたという自信。
疲弊も免れませんが笑
あと嘘みたいな景色。
この世とは思えないほどの景色。
まぁこれがたまらんですね。





そこで撮影をするというのも
過酷ではありますが、
そこでしか出せない空気感があるんです。

そして、
削ぎ落とされた状態の自分が
台詞を聞いたり口にすると
奥底に眠っていた感情と出逢えたりもしました。







この経験は
今回ドラマというきっかけが無ければ一生知らなかったかもしれません。


素敵な出逢いをくださった皆様ありがとうございました。

下山してホッとしているわたしと
温かい工藤夕貴さんと萩原聖人さん。






いつか、、
いつか、、、

また覚悟ができたら、、


山に挑んでみたいな。



ふふふ