台風後の夜
何事も無かったように
虫たちが元気に鳴いていたのが印象的でした
あの雨風の中
あの小さい命たちは
どうやり過ごしていたのだろうか?
虫に限らず
鳥や野良猫
亀や魚たち
不思議でたまりません
翌朝
庭に折れた木の枝や
弱っていた根本から飛ばされた
オリーブの木もありました
強風に前後左右にと大きく揺れる
木の枝や葉をオロオロしながら見ていましたが
どんぐりの木たちの幹は
私の心配をよそに
どっしりと構えていたのも印象的でした
そう
先日から読み始めた本
樹木たちの知られざる生活
森林管理官が聴いた森の声
しっかりとゆっくりと成長した木々の話
森に根付く木々の仲間たち
強風に煽られても
大丈夫な樹木の特性などにも触れており
なるほど
こういうことなのかもしれないと
家から見える木々は
どっしりと構えてはいるけど
年齢的にはまだまだ若い木なのだろう
今まで自分が知っていると思っていた
樹木のこと
生態系のこと
香りの成分の役割にも触れています
木々だけでなく
そこに住まう生物たち
その生存競争と共存
よくできているなぁと関心します
地球がまだ二酸化炭素に覆われていた頃
二酸化炭素を酸素に換えた
シアノバクテリアからはじまり
長い年月をかけて
炭素を自分自身に閉じ込めて眠った木々を
この短い時代の間に
ゆさぶり起こしていることは
温暖化なのか
それと本来の二酸化炭素の世界に戻そうとしている
嫌気性の菌たちの陰謀なのか
単に木を植えるだけでは
解決しそうにないような
複雑ないろいろ
長生きしている木の役割や
植林に間伐など
いろいろ考えされれるのでした
まだ
読みかけだけど
おすすめの一冊です
・
巡
の
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