さて、前回は初期症状について書きました。
今回はフォーカル・ジストニアと判定されるまでを書きたいと思います。
前回までの記事はリプログからご参照下さい。
2009年春~
とにかく左手が痛い。
この年は大学院2年生で、卒論や修士演奏を決めたり、卒業したらどうするかを考えなければ行けなかったが、正直フルートは引退しようと思っていました。
ある時、母がNHKでピアニストのレオン・フライシャーを取り上げた番組を見て、私の症状とよく似ている事に気付き、初めてフォーカル・ジストニアという言葉を知る。
秋頃~2010年冬
自分でジストニアについてネットで調べ、大学病院の神経内科を受診する。
MRIやCTを取るが異常はなし。
先生もフォーカル・ジストニアについてはよく分からないらしく、
「手が強張って痛いのなら薬を出しましょう」
とアーテン錠を処方される。
後に知ったが、この薬はかなり強くてしかもフォーカル・ジストニアには全然効果が無かった。
薬の副作用で全身の筋力が落ち、飲んだ日はフルートどころではなくなる
だが飲めば治るんだと思い、アーテン錠から少し弱い別の薬へ変えて修士演奏まで乗り切る。
2010年春~
卒業後、お世話になっていたピアニストに相談したところ、ピアノの雑誌に確かジストニアについて載ってた気がする!!と切り抜きを貰う。
当時横浜の大学病院にいらっしゃった酒井直隆
先生の記事だった。
音楽家外来と書いてあり、早速通っていた名古屋の大学病院から紹介状を書いて貰い、受診。
楽器を持っていき、どこが動きづらいのか色々話を聞いてもらい
フォーカル・ジストニアと判断される。
判断されるまでにかかった時間は約1年。
自分ではすごく長かったが、先生には
「早くここまでたどり着きましたね。何年も十数年もかかって来る人も多いですよ。」
と言われる。
次回はリハビリ方法について書きます。