こんばんは、ココアこと田中貴子です。

 

 

お元気ですか?

 

 

ようやく桜があちこちで咲き出しましたね。


若いときは旅する生活に憧れたけれど、3月に2週間に1度ペースで荷物をコンパクトにして長距離移動に外食が続いてみたら、旅と旅の間こそ健康管理が大事だなと痛感しました。

 

 

非日常の中にいるので、お腹をこわしたり風邪をひいたかな?と思う場面もあれば、途端に困ります。


刺激にあふれて楽しいけれど、帰るところがあるから、オンオフの切り替えられるのかもしれないですね。

 

 

一昨日は野菜たっぷりの豚汁、昨晩も手作り餃子など、体が喜ぶシンプルご飯を食べて、やっぱり家は落ち着くと思いました。

 

 

とは言いつつ、3ヵ月前から決めていた、ご褒美旅の京都は3年ぶりの桜シーズン。

 

 

京都で開花宣言した翌日が旅の初日という、花を追いかけるような2泊3日を過ごしました。(3月30日~4月1日)

 

 

今回は桜メインの旅日記・前編をお届けします~♪

 

 

沢山の写真を眺めながら、一緒に妄想トリップを楽しんでもらえたら幸いです。

 

 

晴天に富士山の絶景に見とれながら、京都へ。

 

 

このところ京都に着いたら、鴨川のほとりを歩くのが定番になってますが、枝垂れ桜は3分咲きほど。

 

 

開放的な空間は、心がのびのびします。

 

 

少しでも桜咲くスポットを見つけたら、シートを敷いて花見をしてる人もちらほら。

 

 

神戸の友人Mさんと合流して、麹の魅力が詰まったランチを囲んで、4ヶ月ぶりの互いの近況を語り合ってはふむふむ。

 

 

(ごはんや お福さんにて)体調急変で会えなかった大阪の友人にも想いを馳せたり・・の時間。

 

 

些細なことでもよくあるとか、仕方ないで片付けない間柄は本当に有難いです。

 

 

ふと花見も花火と似てると思いました。

 

 

1人じゃなくて誰かと見るから、ワクワクするのかも。

 

 

この日は京都御苑くらいしか桜開花の印なく、ここに皆の期待を1つに背負ったような熱気がありました。




桜を保護するように囲まれた枝垂れ桜は、緑の芝と相まって美しかったです。

 

 

目線は上へ上へ(笑)

 

ポーズをとって写真に収める、外国の観光客さん達に触発されたのか、手を挙げちゃいました。

 


真っ白で清楚な雪柳も、モリモリです。

 

 

次第に混雑はさほど気にならず、皆で桜を愛でる嬉しそうな笑顔の中にいるんだと共感モードに変わっていました。

 

 

今あるものを受け取ると、それなりに楽しむ術がついて、選択肢がまた広がりますね。

 

 

中日は1人、幾つか候補もあって悩んだけれど。

 

 

5割の枝垂れ桜が咲いた情報をみて、翌日は5年ぶり4回めの醍醐寺さんにしようと心が定まりました。
(2019年4月1日の醍醐寺花見の様子もブログに書いています)

 

 

この日は絶好のお花見日和。

 

 

気温も高めとあって、枝垂れ桜は満開手前まで咲き揃いました。

 

 

命の喜びが花から発散していくような、滝のような圧巻の充実ぶりに感激でした。

 

 

花に挨拶しながらの撮影もまた至福です。

 

 

何となく撮るはもったいなさすぎて、この日は全体の姿、花をクローズアップしたり、建物とコラボでいい位置を考えたりと、気持ちはカメラマン!(スマホだけどね・笑)

 

 

お気に入りの樹を見つけては、いいタイミングを軽やかに待ってました。

 

風に優しくそよぐ桜がふるふる揺れてるのも愛おしくて。

 

枝垂れ桜はまだ見頃が続いているそうです(4月4日現在)

 

 

首が凝りそうに負けず、一体何枚撮ったことやら・・・これでも厳選してます(笑)

 

 

ソメイヨシノも慌てて咲き出して、可愛いです。

 

 

醍醐寺から徒歩10分にある、地下鉄東西線・醍醐駅から隣駅・小野へ移動して、「勧修寺」にも寄りました。

 

 

氷室池を中心に作られた庭園は、驚くほどまったり。

 

 

書院そばのソメイヨシノは3分~5分咲きでした。

 

 

門入り口には「希望に起き、愉快に働き、感謝に眠る」の言葉がありました。

 

 

毎日をそう過ごせたら、本当に素敵!


鮮やかなピンクの早咲き桜のときめきと一緒に、心に染みました。

 

 

小野駅をはさんで反対側にある小野小町ゆかりの「随心院」では、幸運にも『はねず踊り』の日(3月最終日曜開催)にあたりました。


はねず踊りは、小野小町と深草少将の恋物語「百夜通い伝説」を題材にしている踊り。


深草少将が小野小町を慕って、百夜通いの悲願を込めて通い続けていたのに、99日めの大雪の夜、代人を立てたことで想いを遂げられなかったという切ない話だそうです。

 

 

はねず色(薄紅色のことを古くは「はねず」といい、随心院門跡の梅はこの名前で親しまれていた)の衣装をまとった子ども達が琴や太鼓・尺八の音色と、物語をベースにしたわらべ唄に合わせて踊りを披露してくれました。

 


はねず踊りの前には、赤袴・白袴の女子2人が舞いを披露する今様もありました。

 

 

こちらはヤマタノオロチ~大蛇に向かって戦うスサノオのお神楽は迫力満点!

 

徐々に心が高揚されるようなリズミカルな音色と共に、そばで見ていた小さいお子さんにも、外国からの観光客の方にも響くものがあったようです。

 

 

住職さまが昨年の5年ぶり開催では大雨で大変だったけれど、今年は晴れて傘いらずで舞台設置して皆さんに楽しんでもらえて、本当によかった・・と話され、地元で大切に育まれている行事であることを感じました。

 

 

可憐な花のパワーにも元気づけられたけれど、縁あってここで住み育ち、その土地や仕事(お役目)を愛して誇る人たちの存在を知るとまた勇気と感謝をもらいますね。

 

 

読んでくださって、ありがとう。