こんばんは、ココアこと田中貴子です。
私たちは、興味ある未知のことには、耳を最大にしてダンボのごとく、逃してなるまいぞと聴こうとするけど・・・
多少なりとも知っている、当たり前でしょ?と思ってることだと、それって〇〇だよねと、聞き方が雑になりがちです。
生きていく中で、沢山の情報を聞いて仕分けして、瞬時に、自分にとって大切かどうかの判断も確かに必要な場面もある。
全部を把握しようとしてたら、それこそ頭が沸騰しちゃうじゃない。
適当に流していかないと、やってられない・・・それもまた事実かもしれない。
嫌なこと、耳に痛いことは、なかったことにしたくなるかもしれない。
だけど、何となく聞いてしまうと、ほとんど覚えてない。
その場にいたのに、心に染みることなく、ただ過ぎたことはありませんか?
あるいは逆に、メモを取ることに終始しても、実は書くことに意識がいくから、半分も覚えてなかったりします。(ショックだけどね)
むしろ、うっかり寝てしまったときの方が、空白の時間を補おうと、真剣度が高かったりするから皮肉です。
今ここで見聞きしたことが1回きりしかない。
録画を追いかければいいやが通用しないことだって、まだまだある。
五感フルのライブ感を大事にしたいな。
筆記具は置いて、忘れることを怖がらず。
初めて出逢ったような気持ちを、目の前の人にモノに、丁寧に愛を持って注ごう。
今の自分がまんま受け取った世界は、思った以上に豊かなんだ。
皆とおんなじところに共感したり、響かなくてもいい。
へぇと心が揺さぶられたところ、それが今の私への特別なメッセージなんだと受け取ろう!
美術展で例えるなら、絵のそばに書かれた解説を読むより、作品が放つエネルギーをもらいにいこう!
前回のブログで紹介した柚木沙弥郎さんが描いた絵から、あなたは何を感じますか?
読んでくださって、ありがとう。