売りたくないんじゃない。
売ることが嫌いなわけでもない。
誰かに届けたいものがあるし、
必要な人には見つけてほしいし、
自分の言葉や商品を、
ちゃんと受け取ってもらえたら嬉しい。
でも、
そのために誰かを煽ったり、
不安を刺激したり、
今すぐ決めないと損をするように見せたり、
自分を大きく見せたりするのが苦しい。
ただ、それだけなんだと思います。
売り方にも、バランスがある
この前、
ミッシェル・ガン・エレファントの
「バランス」という曲を聴いていました。
その中に、
自転車にうまく乗れない、という意味の言葉があって。
それを聴いたときに、
ふと、商品をうまく売れない人のことを思いました。
自転車にうまく乗れない人って、
別に前に進みたくないわけじゃない。
行きたい場所がないわけでもない。
ただ、
バランスの取り方が分からない。
こけるのが怖い。
見られるのが恥ずかしい。
一度うまくいかなかった記憶があって、
また倒れるんじゃないかと思ってしまう。
だから、
ペダルを踏む前に止まってしまう。
商品を売ることも、
少し似ている気がします。
強い売り方に合わせると、自分がいなくなる
売りたいなら、
もっと強く言わないといけない。
選ばれたいなら、
もっと目立たないといけない。
信じてもらいたいなら、
もっと実績を見せないといけない。
そんな空気があります。
でも、
その空気に合わせようとすると、
どこかで自分がいなくなる。
本当はそんな言い方をしたくないのに、
強い言葉を使ってしまう。
本当はそんなに急かしたくないのに、
相手を焦らせるような文章を書いてしまう。
本当は静かに届けたいだけなのに、
売るためにはこれくらいやらないといけないのかな、
と思ってしまう。
そして疲れる。
売る前に疲れる。
書く前に疲れる。
投稿する前に疲れる。
申し込みが来る前に、
もう自分の中がぐったりしている。
でもそれは、
売る覚悟がないからだけではないと思います。
その売り方が、
自分に合っていないだけかもしれません。
売れないんじゃない。
まだ、
自分に合う売り方のバランスを
覚えていないだけかもしれない。
私は、
ここをずっと言ってほしかった気がします。
強く売れない人は、
何も届けたくない人じゃない。
お金を受け取りたくない人でもない。
仕事にする覚悟がない人でもない。
ただ、
誰かの不安を使ってまで売りたくない。
自分を大きく見せてまで選ばれたくない。
相手を焦らせてまで申し込ませたくない。
売れたあとに、
自分の心が濁るような届け方をしたくない。
それだけなんです。
強い人の真似をしなくていい
だから、
無理に強い人の真似をしなくていいと思う。
煽れる人の文章を、
そのまま真似しなくていい。
顔を出して前に出られる人のやり方を、
同じようにできなくてもいい。
即決させる言葉が苦手なら、
無理に使わなくていい。
断らせない空気を作るのが嫌なら、
やらなくていい。
自転車だって、
最初からうまく乗れる人ばかりじゃない。
誰かに支えてもらいながら覚える人もいる。
補助輪が必要な時期もある。
人の少ない場所で、
ゆっくり練習したい人もいる。
転びにくい道を選んで、
少しずつ進みたい人もいる。
売ることも、
たぶん同じです。
いきなり強い言葉で走り出さなくていい。
いきなり顔を出して、
大きな声で叫ばなくていい。
いきなりクロージングで決めようとしなくていい。
まずは、
転びにくい形を作ればいい。
読んでくれる人が、
自分のペースで受け取れる場所。
必要な人だけが、
自分で考えて進める場所。
こちらが毎回大きな声を出さなくても、
言葉や流れが代わりに伝えてくれる場所。
そういう届け方があってもいい。
売る才能がないんじゃない
売ることに疲れる人は、
売る才能がないんじゃない。
自分を削る売り方を、
もう続けたくないだけかもしれない。
売りたくないんじゃない。
押しつけたくない。
焦らせたくない。
傷つけたくない。
でも、
必要な人には届いてほしい。
その感覚は、
弱さではなく、
ちゃんと大切にしていい感覚だと思います。
売ることは、
根性でペダルを踏み続けることじゃない。
自分に合うバランスで、
転ばずに進める形を作ること。
売り方を、自分で選ぶ
だから私は、
強く売るよりも、
静かに置いておく形を作りたい。
読んだ人が、
必要だと思ったときに進めるようにしたい。
合わない人は、
そのまま離れていけるようにしたい。
必要な人だけが、
静かに受け取れるようにしたい。
それは、
売らないということではなくて。
売り方を、
自分で選ぶということ。
私がこの考え方に触れたとき、
少しだけ楽になりました。
売ることが苦しかったのは、
自分が弱いからじゃなかったのかもしれない。
ただ、
自分に合わない売り方を、
無理に選ぼうとしていただけかもしれない。
そう思えたんです。
静かに届く形を知りたい方へ
もし今、
売りたいのに、売ることが苦しいなら。
届けたいのに、
強い言葉を使うたびに疲れるなら。
必要な人には来てほしいのに、
売り込む感じになるのが嫌なら。
無理に強くならなくてもいいと思います。
その代わりに、
静かに届く形を学んでみてもいい。
売り込むためではなく、
自分を削らずに届ける形を知りたい方へ。
まずはこちらから読んでみてください。
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