これまでバカの一つ覚えのように為替介入はしたともしないとも言えない
なんて言いながら、5兆円、8兆円市場介入しても焼け石に水、すぐ押し戻され
つぎ込んだ5兆円、8兆円がすべてオジャンになっちゃった神田財務官、
先月末で退任したら途端、
皮肉なのかどうか知りませんが円がニョキニョキ値上がりし簡単に150円突破、
神田財務官の介入行為はなんだったのか、
あゝいうのを失政というのでしょう。
焼け石に水、ロウリュウみたいに蒸気になって消えた13兆円を返してほしいものです。
暑さしのぎに有隣堂店内をブラブラ歩いていたら
「暗殺」という小説が平積みで売られていました。
そういえば
日本のドラマがチンケ(チンゲではなく、チンケです)で見なくなったように
日本の小説もチンケで読まなくなりました。
時間つぶしに読んでみようか。
ということで、柴田哲孝「暗殺」、読みました。
話は安倍晋三暗殺の裏、
犯人はあの霊感商法、統一教会に家族を壊されたと安倍に銃口を向けた山上徹也以外にもう一人いる、
という、ケネディ暗殺の映画「JFK」を下敷きにしたみたいな構造、
まあ よくいう、陰謀モノです。
安倍が年号を「令和」にしたのは、出典が「万葉集」ではなく、
日本を隷属国家にしようとする統一教会の意向に従って決めた年号、
それに対して一見、安倍と親和性がありそうな右翼(小説では「日本皇道会」)が、怒髪天を衝く如く怒り、遂に暗殺してしまった
というお話。
ここで暗殺、死に至らしめる事を、
オウム真理教で麻原が「ポア」と謂っていましたが小説では、
わたしはそういう単語があることを知りませんでしたが
「禁厭」、「きんよう」という単語で呼んでいました。
なんでも日本書紀に現れる呪術なんだそうです。
そして物語はフリーの週刊誌ライター(記者)が語り部、
犯人、山上徹也が撃ち込んだ弾丸以外に安倍の身体に上方から撃ち込んだ弾道の跡が見つかり、その銃弾がないのは何処へ行っちゃったの?
という疑問から始まり
赤報隊、統一教会、自民党、右翼(日本皇道会、神の守人)、公安、自衛隊、・・・・組んずほぐれつ、上になったり下になったり、斜めに入れたり後ろから嵌めたり、
そこへ銃の知識も入ったりして盛沢山に物語が展開、
内容がライト(right&light)であることと相俟って、たった1日で読み終わってしまいました。
スカスカ。
普通1日で読み切る週刊誌が500円とすると
おなじ1日で読了する本書は1800円、
してみると、コスパ的に損だな、
そういえば統一教会の解散、
その後の動きは報じられませんが、どうなっちゃったのかしら?
南朝鮮の教団本部の動きも気になります。
なあんて思うキョウこのごろ、
日経平均は2000円を超す下落を見せ、
この程度では涼しくはなりませぬ。
朝がダメならせめて夕、
どっと夕立 来てほしい。
パピプペ・ペロペロ。