能登半島地震から半年

きのう、早いと嘆いても時が止まるわけでも逆戻りするものでもない

と申し上げましたが

きょうのニュースで、時が止まっている場所があることを知りました。

 

能登半島。

1月1日の地震から時が止まったまま。

瓦礫の山が整理されることもなく放置、

復興どころか撤去も進んでいないようです。

 

石川県内公費解体希望者が2万0865棟に対して解体・撤去完了が911棟、4%余り、

解体作業に立ち会ってもらう調整に時間がかかる

道路が寸断されていて宿泊施設もないので工事が進まない、

廃材を搬出すようにも港が使えないので遅滞している

石川県知事が無能だ

理由はいろいろ言っているようですが

要は解体業者が圧倒的に不足しているのだそうです。

 

そういえば地震があったとき、

万博はどうするのか、揉めた?ことがありました。

万博に、「再建」の工事業者を取られて「再建」が遅れるのではないか。

 

大阪府知事や経団連は「そんなことはない」

と言っていましたが、実際はどうなんでしょう?

何故かニホンのマスコミはそんなこと忘れたように検証、報道していません。

 

「カスハラ」へのANAL連合

なあんて思うキョウこのごろ

ANAとJALが「カスハラ」に対して共同戦線、呉越同舟ならぬANAL(ANA+JAL)同穴

毅然と対応していく

なんて、記者会見をしていました。

 

わたしも以前、JALで客からのクレームを受け付けていた女性から、非常識なクレームの数々を聞いたことがあります。

まるで何様かと思うような理不尽な要求、不遜・横暴・荒唐無稽な抗議、

聞くに堪えないものでしたが、

 

聞いていて、そういう客を生んだのは実は、JALが客に植え付けた、甘やかした、醸成したのではないか

なんて思ったりいたしました。

 

飛行機、

それは謂ってみれば自動車や鉄道、船と変わらない、ただの「輸送機関」です。

だけど運賃が高く、

導入期においては「豪華客船」、戦前の「オリエント急行」同様、貴族や外交官、富裕層の乗り物であった時代があり、

乗務員もそれなりの客対応、ホスピタリティ(お・も・て・な・し)を要求されていました。

 

しかるに東西の往来が激しくなり

飛行機も「エアバス」なんていう言葉が示すように大衆化

「アテンション・プリーズ」なんていうTVドラマが流行り庶民の「足」、

飛行機に乗るのが「特権」でも「優越」でもなくなったのに

 

これは後進国、特にアジア特有の傾向かもしれないのですが

スチュワーデス(いまは「CA」と謂うらしい)が客にへつらい平身低頭、過剰なおもてなし姿勢で、

客の質が変わったのにスチュワーデスは今まで通り、まるでホステスのように客に接するので客が勘違い、つけあがり、

特に下層階級にその傾向が強く

飛行機に乗ることがまるで「特権階級」になった気持ちでスチュワーデスに横柄に振舞う客が出現するようになったのではないか。

 

これは客の勘違いのみならず、スチュワーデスの勘違いでもあります。

 

例えば欧米のスチュワーデスは容姿で選ばず、体力?で選びます。

しかし日本では、いまだにCA学校みたいなのが過剰な接客、メイク、礼儀を教え、

(それはホステスの教育とほゞイコ-ル)

航空会社に入っても、同様の教習をしているようです。

 

女性のお笑い芸人で、日本/外資系のスチュワーデスの違いを演じる芸人がいます。

日本のスチュワーデスは揉み手、ペコペコで「シートベルト・プリーズ」

と言って回ります。

対して外資系は鼻クソをほじりながら「シートベルト・プリーズ」

 

さすがにそれはありませんが、

まあ、そんなもんでしょう。

 

そしてスチュワーデスになって腰痛など体をこわして引退する人間が多いのに会社はそれを隠し、田中康夫が「スッチー」なんていった時代じゃあるまいし、

スチュワーデスになることがあたかも女性の憧れでもあるかのように宣伝、

 

それを真に受けて、「錯覚」のなかを生きる女性たちが「幻想」を体現し、

「幻想」の中を生きる客と軋轢を起こしているのが「カスハラ」の正体です。

 

まあ客もスッチーも「特権意識」

ドッチもドッチ、

目クソ鼻クソ、

自業自得、

 

仲良くやったら よろしおす、

どすえ。

 

ハヒフヘホ。