去年の9月ごろから謂われてきましたが

世界的にオレンジの不作→値上げと円安でオレンジが輸入できなくなり、

スーパーの店頭からオレンジジュースが続々と姿を消しているそうです。

 

わたしは頭が悪いのでよく解らないのですが、

日本は消費者のミカン離れで愛媛や和歌山などのミカンが売れなくて困っている

なんて聞くので、

どうして国産のミカンでオレンジジュースを作らないのか、不思議です。

 

輸入のオレンジジュースと云ったって、どうせ濃縮還元ジュース、

それよりも国産のフレッシュなミカン果汁のほうがずっと健康的で、添加物も少ないでしょうに。

 

それでなくとも日本は食糧自給率が低いといっているではありませんか。

こういう機会に国産に切り替えていけば、

まあオレンジジュースの量なんてたかが知れているでしょうが

すこしでも自給率向上、外貨流出抑制に貢献できるのではないでしょうか。

 

なあんて思うキョウこの頃、

一転快晴、夏日。

このジェットコースターのような天気の変化に、老体はついていけません。

 

天気予報では梅雨はまだか、いつ来るのか、沖縄では明けたのと、

もっぱら梅雨が近頃の天気のメルクマールになっています。

 

忘れたのでしょうか、

ここ4-5年、日本に梅雨は来ていないのです。

 

5、6月になれば台風の走り、

線状降水帯による豪雨、大雨が襲来、日本各地の山を崩し河川を氾濫させ交通を麻痺させ

そうでなければ毎日晴天、猛暑が列島を襲い熱中症の悲鳴、

徹底的な猛暑か徹底的な豪雨、Yes or No、〇かXか、極端な二者択一。

かつてのような1ヶ月or more ジメジメ・ジトジト、連日雨の続く「梅雨」というのはないのです。

 

地球温暖化のトバッチリでしょうか

既に日本は亜熱帯の気候になり、

従来の風情ある、

食べ物にカビが生えたり、アジサイの葉にカタツムリが這ったり、晴れ間をねらって梅干しを干したり、百姓が田植えをしたり、という「牧歌的な梅雨」は、もうないのです。

 

それを知ってか知らずか いまだに「梅雨」騒ぎ、

どうせ「空梅雨」になるとはツユ知らず

「梅雨前線」はあるから「梅雨」になると思うのは早とチリトテシャン、

日本全体が、

いや世界が新しいフェーズにはいっているのです。

 

日々報じられる世界の天変地異、

豪雨、洪水、山火事、飢饉、土砂崩れ、・・・・・・

今年もまた日本のどこかで山が崩れ、河があふれ、家が流れ、人が死ぬのでしょう。

「梅雨」ではないのです。

気象庁の頭を入れ換えなければなりませぬ。

 

まあサクラの花が4輪咲いたのでは「開花」にならず、5輪咲けば「開花」にする

という人たちですから、

いつのことになるやら判りません。

 

ハヒフヘホ。