パリ・オリンピックが近づいてきて、

TV局が視聴率を稼ぐために前景気、

日本選手の「活躍」を盛んに報じるようになりました。

またナショナリズムを煽ぎ立てる煩わしいシーズンが始まります。

 

パリ・オリンピックといえば

コンコルド広場やグラン・パレなどでも競技が行われるそうで、

先日ボヤ騒ぎのあったベルサイ宮殿の広場でも馬術競技が行われるそうです。

兎に角なんでも競技場を新設した東京オリンピックとはえらい違いです。

 

東京オリンピックではご存知のように

森喜朗が「レガシー」と称する競技施設をゼネコンと組んで、やたら造り上げました。

オリンピックが終わり、レガシーどころか様々な競技施設が赤字の施設になり

 

国立競技場は来年から民営になるようですが(ドコモ・グループ)

これまでは毎年10億円or moreの赤字を垂れ流していました。

小池百合子肝いりの「膿の森 海の森水上競技場」も毎年1億5800万円の赤字を出しています。

 

東京オリンピックといえば

選手村の跡地、三井不動産が開発した「晴海フラッグ」も奇妙なことになっているようです。

 

分譲が始まったのですが、抽選で即日完売、

だけど空室が多く、

つまり、「投機」で購入した例が多いことを示しています。

 

普通この手の大規模なマンション分譲では

・申し込みは1人1戸

・住民票の提出

・購入5年以内は転売禁止

などの制限が設けられるのですが、

なぜか小池都政では、そうした規制がきれいに解除されました。

結果として、1億円で発売された物件が発売1ヶ月で2億円になっています。

 

規制の解除といえば

三井不動産をはじめとするゼネコングループの手がける明治神宮外苑の再開発に関しても、

これまでの環境規制がきれいに解除されているそうです。

どうして小池都政になるとこうなるのか、不思議です。

 

小池都政といえば

小池百合子肝いりの豊洲市場、

以前から年間100億円の赤字が出ると謂われていましたが、ことしは127億円の赤字がでる見込みだそうです。

 

そして築地の跡地は三井不動産をはじめとするゼネコングループに売却されました。

 

なんかこう書いてくると

いかにも小池百合子が三井不動産とツルんでなにかしているように見えますが

たまたま偶然かもしれません。

 

たまたまたま

かもしれません。

 

真実は、いつもひとつです。

 

カキクケ・ケケケケ。