Preface
きのう「鹿児島県警本部長犯罪隠ぺい事件」で
元部長(正確には生活安全部長、本田尚志)が
見ず知らずの北海道の記者(正確には札幌市在住のジャーナリスト小笠原淳)
に「情報」を送ったのはどうだったのか、軽率じゃネ?
みたいなことを書きましたが
調べてみると、
満更意味なく送ったのではないことが判りました。
第1章 鹿児島県警の闇
全てを知っているわけではないのですが福岡に、中願寺純則という人が主宰するニュースサイト「HUNTER」というのがあり、
腐敗組織・鹿児島県警への警鐘 | HUNTER(ハンター) (news-hunter.org)
詳しくは上記↑を見てもらいたいのですが、
そこで「腐敗組織・鹿児島県警」の「闇」をいろいろ告発、
そこで健筆?をふるっていたのが小笠原淳なるジャーナリスト、
どうやら本田尚志元部長は、そこでの小笠原の記事をみて、信用できる人間だと感じ、「情報」を送ったようなのです。
郵送された文書には先ず
「闇をあばいてください。」と書かれ、2ページ以降に
鹿児島県警の闇
1. 霧島署員による警察の保有する情報を悪用したストーカー事案
2. 枕崎署員による盗撮事案の隠蔽
3. 警視による超過勤務詐取事案の隠蔽
4. 署員によるストーカー事案2件を発生させた霧島署長、M警視の警視正昇任とストーカー取締部署である生活安全部長着任
と書かれ、関係文書が同封されていたそうです。
つまり本田は、小笠原が何をしてくれるか、ちゃんと解かったうえで、文書を送付していたようです。
第2章 鹿児島県警の闇
実は本田尚志元部長が「内部文書」漏洩をするまえに鹿児島県警ではもうひとつ、藤井光樹巡査長による「内部文書」漏洩事件があり、
鹿児島県警内部の隠ぺいを綴った「告訴・告発事件処理簿一覧表」を外部(それがHUNTER?)に送付、その廉で4月に逮捕、起訴されていました。
そこには2021年9月に起きた強制性交(むかしの「強姦」)事件の犯人の父親が鹿児島県警のOBであるゆえに県警とつるむ鹿児島地検が不起訴にしたことなどが語られ、
「身内」に甘い鹿児島県警の内実が縷々漏洩、
漏らした、藤井光樹巡査長も本田尚志部長同様
口封じのために地方公務員法違反(守秘義務違反)容疑で逮捕、同罪で起訴されているそうです。
第3章 鹿児島県警の闇
これまで県警内の犯罪をうまく隠蔽してきたと思っていたであろう野川明輝本部長、
己の保身のために「大過なく」を目指して糊塗の上に糊塗をくりかえしてきたようですが
残念ながら警察内部に一片の正義感をもったオマワリがいたために隠蔽工作がガラガラと崩れ
普通に逮捕し発表していれば犯罪の温床=警察ですからたいして目立ちもせず、大過なく過ごせたであろうに、
反って注目を浴び、古傷も暴きたてられることになってしまいました。
去年、鹿児島国体も無事終了、
あとは警察庁に戻り、あわよくば警察庁長官も狙えるかな?
なあんて思っていた矢先の今回の事件、
これですべて、オジャンです。
自業自得、身から出たワビ、サビ、
風流です。
警察だから
自縄自縛かな?
ハヒフヘホ。