政治資金規制規正法案改正の協議をめぐり

支持率低迷に悩む岸田文雄が公明維新の提案を次々にのみ

自民党内から反発を食っている

という噂を聞きますが

 

事情、動機はどうであれそうした条件を受け入れるということは

結果として「いい総裁」なんじゃないか

と思いますが、

領収書公開が10年後

なんて聞くと、やっぱり自民党、

隠すのにシタタカ、「悪い総裁」だと思います。

 

なあんて思うキョウこのごろ

ローカルな話題で恐縮ですが先日衣笠山+衣笠城址に行ったとき、

同行の内ちゃんから、「品川文化堂」が閉店したと聞きました。

閉店したと聞き、

しばし感慨に耽りました。

 

「品川文化堂」、

大滝町のはずれ、「さいか屋」の先にある文房具屋で、

わたしが小学校のとき、用もないのに毎日のように立ち寄った店でした。

 

名物は「品川文化堂」のおやじ、

仄聞するところでは確か東大を出て戦闘機の設計か何かをしていたらしいのですが敗戦で失職、

「これからの日本は文化で国を再建しなければならない」と決意、

文房具屋を始め、店名にも大仰に、「文化」を入れたと聞きました。

 

ざっかけない格好で

眼鏡をいつも白髪交じりの頭にかけ、

わたしたち子供の注文に丁寧に応じてくれました。

 

わたしたちガキの心を惹きつけたのは何より「紙石鹸」。

10円ぐらいだったと思いますが薄くスライスした固形石鹸が10枚ぐらい

薄いマッチ箱みたいな紙の箱にはいったものが魅力的で、

毎日買って帰った思い出があります。

(紙石鹸、最近100均で見つけ、10箱買って、友人に配りました)

 

あと鉛筆を1打(ダース)買うと、氏名を12本にサービスで入れてくれるのが子供たちには魅力、

自分の所有物に活字体で氏名が入るのは大人になったようで、何にも増してウレシイものでした。

 

その他文房具と名のつくものはなんでもあり、すべての用がそこで足りるのでしたが

思えば文房具というのは、小学生の小遣いで気ままに購入することができる大人への第一歩、

子供にとっては通過儀礼の第一関門であったのかも知れません。

 

確か夫婦がカトリック?で多産、

記憶が間違っているかもしれませんが

娘が3人ぐらい、息子が2人、みな清泉女学院に通わせ

息子は2人とも中高、わたしの先輩、兄の哲ちゃんは横浜市大へ行きオヤジの店を継ぎ、徳川将軍みたいな名前の弟の家国は慶応医学部からアメリカの病院に行ったと聞きました。

 

哲ちゃんはその後JCでちょっと接点があったのですが

5-6年前、NHKの横須賀を紹介する番組で紹介されたりしてガンバッテいるんだなあ

なんて思いながらみていたのですが

今年、とうとう店を閉めたのか、

またひとつ、

ヨコスカの思い出のヨスガが消えました。

 

近年、近場の安いロケ地として横須賀の「どぶ板」あたりが紹介される番組が多いようですが

スカジャンの店にしろハンバーグの店にしろカレーの店にしろ

どれも新参の新顔がいかにも昔からやっているような顔でいけしゃあしゃあと出てくるので悲しくなります。

 

でも、それが時代の流れというものなのでしょう、

所詮、「遠きにありて想うもの」なのです。

もう、わたしの知っているヨコスカではないのです。

 

タチツテト。