東大が授業料を10万円上げるとか上げないとか
騒いでいます。
東大なんてわたしには関係ない学校ですから上がろうと下がろうと構わないのですが
東大の授業料、年額53万円なんだそうです。
思えば
これは30年前のわたしの認識ですが
幼稚園の授業料だって月額5万円、年間60万円でしたから
どれと同程度の授業料、可哀相といえば可哀相、お粗末といえばお粗末、
まあおつむの程度も幼稚園児とたいして変わらないみたいですから(世界29位)、妥当といえば妥当であるかも知れません。
※たしか慶応幼稚舎(小学校)の月謝は年額120万円ぐらいのはずです。
でもわたしは思います。
「国立大学」というのなら、いっそ授業料なんて無料にしてやったらどうでしょう?
中途半端な授業料もらっても、しょうがないでしょう。
戦前は、教育大学(高等師範→文理大)や兵学校(海軍)、士官学校(陸軍)などは授業料免除でした。
だから全国から、家は貧しいけど向学心旺盛な、優秀な学生が集まったのです。
ある程度余裕のある家庭の子弟は私学に行かせ、
親の所得制限を設け、年収500万円(日本の平均年収)以下だったら無料で入れてやったらどうでしょう?
それでこそ「国立」の存在意義が明白になります。
もちろん、ハイレベルの入試を課します。
そして卒業したら、10年ぐらいは国、地方の行政機関に公務員として務める義務を課します。
安い授業料(タダ)で教育を受けたんだから、その分国民へ恩返し、奉公しろよ。
という意味です。
今現在だって、国立の医学部で医師免許を受けた人間は税金で資格を得たのだから、
10年ぐらいは地方の医療機関で医師勤務を義務化すべきだと思っています。
また全国に「駅弁大学」として存在する国立大学は不経済ですから半分ぐらいに整理、
学部を複数維持するのも不経済ですから統合、
たとえば東大でいえば
経済学部は一橋大に統合、医学部は東京医科歯科大に統合、理工学部も東工大に統合するなどして、スリム化を図ります。
授業料を無料にすると留年がふえるのではないか
なんて懸念をもつ向きがあるようですが、
留年したら倍の授業料(年額100万円)or卒業資格はく奪みたいなペナルティを課せばいいのです。
学費を無料にするなんて、戦闘機1機ぐらいの予算で充分できます。
東京都だって今年から都立大の授業料を無料にしているぐらいです、
ケチケチしないでジャンジャン入れてあげましょう。
それにしても大学が幼稚園とおなじレベルとは。
お寒い日本の教育の現実です。
ヒ~クション。