天皇の跡取り問題
先日国会で、
「安定的な皇位継承に向けた皇族数確保策に関する協議」がスタートしたと伝えられました。
戦前だったら跡継ぎを残すために大奥、妾みたいな存在が許されたのでしょうが
戦後それがダメになると段々先細りになり風前のともし火、
なんとかしなければ途絶えちゃう、ということで、集まったそうです。
ご存知かどうか知りませんがわたしは天皇制なんか不要だと思っているので
先細り、途絶えるんだったらそれは「神の意志」、消滅でいいと思っているのですが
多くの日本人は何故か有難がり、
また天皇の「権威」を使いたい、利用したい人たちが存続に一生懸命、
消滅はあってはならないと考えているようです。
こうした問題を、内閣に特別委員会でも作って検討するのかと思っていたのですが、
実際は衆参両院の正副議長が主導して与野党の議員を招集、検討したそうです。
確かにこういう問題は不偏不党の立場で行うのが建前でしょうから、
政治色の強い内閣でやるのは不適切かもしれません。
と思って参院の議長の顔を見たら、
いつも靖国参拝の議員団の先頭で歩いている顔、
中立性が問われる処ですが、
まあ天皇の存在自体が中立性を侵しているんだからいいか。
検討の中身
さて、後継者をいかにして増やすか、
大きな方策としては、
Plan1. 女性皇族が結婚後も皇族として残る。
Plan2. 旧宮家の男子を養子として皇籍に入れる
の2案だそうです。
最近の世論調査で過半数を占める「女性天皇」の案は歯牙にもかけられていないようです。
どうやら最初から「男系男子」という男女不平等、女性蔑視の思想が貫かれているようです。
そもそも「天皇制」という制度そのものが、「男女平等」という西洋近代思想になじまない、馴染む必要もないから、当たり前のことなんでしょう。
だったら近代思想がビックリ・クリクリする妾制度を復活させればいいものを、
そうは言い出しかねるみたいです。
度胸がありません。
Planの検討
まず「Plan1」、女性皇族が結婚後も皇族に残るプラン
結婚後も皇族に残って、その子供が生まれれば皇族の数が増える
という考えのようですが、その子供は、右翼の人たちが嫌う女系の子供にならないのかしら?
頭数は増えても「天皇」にはなれない皇族、
それで意味があるのでしょうか。
次に「Plan2」、旧皇族を養子にして皇籍に戻すプラン。
旧皇族という人たちが現在、どういう生活をしているか知りませんが、
そういう人たちの気持ちを聞かないで、まるでイヌかネコの子供を上げたりもらったりするように、そんな勝手なことを決めてよいのでしょうか?
旧皇族の「人権」は、無視されるのでしょうか。
秋篠の娘なんか、皇室にいるのが嫌で1億円の手切れ金を手にして出て行ったというのに。
共産党の日和見
この天皇の後継者問題で驚くのは、共産党が「天皇制」を認めているらしいことです。
「国民統合の象徴である天皇を、男性に限定する合理的理由はない。」
つまり、女性天皇を認めろ、なんて言っているのです。
大衆に媚びをうっているのか知りませんが、
一体どういう論理でか、天皇制を容認しているみたいです。
天皇制に反対すると「憲法」を認めないことになるから?
それだったら堂々と、憲法を改正して「天皇制」を削除しろ、といえばいいものを。
ま、GHQを「解放軍」と言った人たちだから、しょうがないか。(*^_^*)
人権無視
そして思うのは、
こうした問題に就いて、肝心の天皇一家、天皇家の意見は完全に無視されること。
先回、平成天皇が「辞めたい」=生前体位退位をしたいと言った時も大揉めに揉めました。
後継者問題なんて、完全に天皇家の「家の問題」なのに、完全無視、
赤の他人がああでもない、こうでもない、
人権蹂躙です。
それもこれも
彼らが税金を払ってないから?
億円単位の生活保護を受けているから?
わたしは彼らを、「人間」として見てあげたいと思っています。
彼らの意見を、ちゃんと聞いてあげるべきだと思っています。
そういえば宮内庁が紀子のためでしょうか、抗ヒトTNFaモノクローナル抗体製剤インフリキシマブというクスリを買うのに
2022年6月に 232万円、
2022年11月に 716万円、
2023年11月に 952万円と大枚払っているのは健康保険がないから?
保険ぐらい、入れてやったらどうでしょう、人間なんだから。
ねえ。
ハヒフヘホ。