スマートグラス
大学の入試にスマートグラスが使われたというニュースに接し、
そこまで実用化されていたのか、
「スマート」という言葉に惹かれて欲しくなり調べたのですが、
どうやら携帯かパソコンとブルートゥースで結ぶらしく、
まさかパソコンは持ち歩かないでしょうし、とすると携帯、
どっちみち手許では携帯を操作しなければならないではないか、
それを歩きながらするわけにもいかないだろうし、
なんで態々眼鏡にする必要が?
だったら携帯とイヤホンで用が足りるではないか、
考えたら
カンニングには有用でも、他の用途としてはそんなに便利ではないようで、
カンニングする機会もなさそうなわたしには他に使うあてもなく時期尚早、
もうちょっと待ってみよう、
こんなネガティブな考えでは時代についていけないかしら?
なあんて思ったりするキョウこのごろ、
先の東京15区補欠選挙で選挙妨害をしていた「つばさの党」三人組が逮捕されました。
「つばさの党」
この「つばさの党」の掲げる政策、
反安倍政権、対米自立、消費税5%減税、反グローバリズム、
実はわたし、かなりの部分共感をもってこころ密かに応援していたのですが
しかしそれが、どうしてああした低劣な行動を執ることになるのか、理解できません。
「つばさの党」の妨害活動では幹事長の根本というのが
妨害活動を生でネットに上げることによりアクセス数がのび、収入が増えている、
このままこれを商売にしてもいいと思っている。
なんて語り、こうした悪質な「言論活動」を面白いと思い、「好意」「共感」を持っている人間の存在を窺わせます。
これはガーシーに共感を持つ人間と同じ人種、
こういう行為に好感をもつ人種が、日本のネット業界に、かなりいるようです。
この国の文化度、民度の低さを如実に示しています。
わたしの責任ではありませんが、哀しくなります。
選挙妨害
さて、「つばさの党」の選挙妨害にたいして警視庁は好色選挙法 公職選挙法違反、「選挙の自由妨害」で逮捕しました。
これに対し「つばさの党」代表、黒川というのが、
自分たちも立候補しているので、それを逮捕するというのは、
それこそ「選挙の自由妨害」だ、と主張しています。
それで思い出すのは2019年、参院選時、安倍晋三が札幌で応援演説をしたのに対し、男女二人がヤジを飛ばし、それを北海道道警の私服、制服の警官が取り囲んで強引に演説会場から拉致、排除した事件。
HBC北海道放送が「ヤジと民主主義」という番組でその模様を放送、
さらに後日、その拡大版が映画化されて見たひともいるかもしれないけど、
「民主主義国家」で、こんな警察の横暴、暴虐が行われるのか、寒気を覚えたものです。
今回の「選挙の自由妨害」で逮捕された「つばさの党」根本が札幌での選挙妨害との類似性を上げ、無罪を主張しているそうですが
これに対しテレ朝の「モーニングショー」で玉川徹が、札幌のケースとは全然違う
と言ったそうです。
わたしはその番組を見ていないのですがスポーツ紙によると、
札幌は為政者が演説をして、聴衆がそれに対して「違う」という意思表示をした、
それは表現の自由で、妨害にはならないという司法の判断、
しかし「つばさの党」は、一般聴衆ではなく、拡声器を使ってた候補の演説を妨害したのだから本質的に違う」
と発言したそうです。
己の能力をわきまえる
何を言っているのでしょう。
意味不明。
札幌の控訴審では1人が無罪、1人が有罪、この判決も意味不明。
玉川は、北海道警による選挙妨害・妨害の内容をどこまで知っているのでしょう。
日本の国家権力は、この「つばさの党」の駆動などを下敷きにして「選挙の自由妨害」を拡大解釈、
「言論の自由」「表現の自由」を取り締まる方向へ容易に舵をきります。
玉川徹、
自分がなにかイッパシの言論人にでもなった積りのようですが、チャンチャラ・・です。
科学的な知見に就いては認めてあげてもいいですが、
人文的なことに関しては、語る資格がありません。
誰かさんじゃないですが、
何にでも口をはさめばいい、というものではありませぬ。
ハヒフヘホ。