野暮用で新宿にいたのですが

久しぶりに「恋と革命の味」が食べたくなり中村屋へ。

 

先日来たときは生憎日曜ですごい行列、諦めたのですが

キョウは平日のせいか、昼時を外したせいか、すんなり入れました。

 

定番のチキンか、たまにはビーフか、迷ったのですがビーフを注文、

ひと口食べ、黒ビールをゴクリ、「ウメエエエエエ」

ビーフが森の仔ヤギになってしまいました。

 

なあんて思うキョウこの頃、

英BBC記者の、ジャニーズ・東山紀之へのインタビューを見ました。

 

インタビュー要点の一つは

①   ジャニーズ社員が所属の子供たちに性的加害を加えていたことを東山は知っていたか、

知っていたら、どうして警察に告発しないのか。

もうひとつは

②   ジャニー喜多川の性被害に遭ったひとたちへの誹謗中傷を、東山は防がねばならないのではないか。

の2点。

 

①  ジャニーズ社員の性犯罪

これに就いては東山、承知していて、該当する2名の社員はすでに退社している

ということでした。

その2人を刑事告発しないのか?という質問には

告発すべきは「被害者」であり、「被害者」が告発したら会社は「被害者」に協力する

というものでした。

 

東山の言い分は一見尤もらしいですが、これは性犯罪が「親告罪」である時代の話、

去年7月施行の「改正刑法」で、「親告」、告訴がなくても起訴できるようになりました。

 

それを知ってか知らずか東山、えらい腰の引けた回答をするものです。

 

②  ジャニー喜多川被害者への誹謗中傷の防御

ジャニー喜多川の被害者への誹謗中傷を、東山には止めさせる義務があるのではないか?

というBBC記者の質問に対しては東山、

むずかしい問題だけど、誹謗中傷する人間には「言論の自由」がある。

どっちが正しいか、自分には判らない。

 

みたいな回答をしていました。

 

「言論の自由」。

東山、またもや尤もらしいことを言います。

 

「言論の自由」。

在日朝鮮人に対して「在日特権を許さない市民の会」(在特会)が口汚くヘイトスピーチするのを規制しようとすると、自民党右派が持ち出す「論理」です。

 

性犯罪の被害者を誹謗中傷する行為のどこに「言論の自由」があるのでしょう。

東山、まるで誹謗中傷する人間を援護、擁護するかのような発言、

自分の立場が、自分が何をすべきか、解かっていないのでしょうか。

 

つい昨日も、ジャニー喜多川の被害者、「忍者」メンバー志賀泰伸に誹謗中傷した高松市の男が侮辱罪で起訴されました。

そこには「言論の自由」なんて、微塵もありません。

 

なのに東山、

どうしてこうも消極的な発言を繰り返すのか、

ヒョットしてウワサ通り、お前も加害者?

そんな勘繰り、推測が成立してしまう、東山の「言論」です。

 

③  日本のマスコミ

そしてまたもやBBC、外国のメディアです。

 

ジャニーズ被害者の、ジャニー喜多川以外の社員にも「犯られた」という証言は、既に公になっていました。

なのに日本のメディアはそれを追いかけず無視、

またしてもBBCが追究することになりました。

 

日本のメディアの問題意識のなさ、倫理観の欠如、目をおおうばかり。

 

日本のメディア、

目くらの集団、

この国にジャーナリズムはありません。

 

タチツテ・トホホホホ