ミソが付きっぱなしの大坂万博

大坂万博のトイレ 2億円が高いの安いの、揉めています。

 

この大坂万博、なにかに就けてイチャモンがつきます。

「大坂都構想」に失敗し、コロナで失敗した「大坂維新」が、何とか名誉挽回・失地回復、

苦肉の策として、かつて「維新」の応援団だった堺屋太一がやったイベントの二番煎じとして打ち出した万博

という舞台裏が透けて見えちゃうからでしょうか。

 

果して

トイレの設置にどれだけの費用がかかるか、

2億円が高いか、安いか、わたしには判りません。

 

元々わたしは大坂万博に反対ですからどうでもいいのですが、

どうせ造るなら、万博らしいコンセプトで造るのがよいでしょう。

 

といって大坂万博のテーマが「いのち輝く未来社会のデザイン」

ってゆうんですが、

「いのち輝く未来社会のトイレ」って、なんじゃい。

便座や内側がLEDでピカピカ光っているとか?

 

万博が提起するトイレ

まあトイレなんていうものは生理現象ですからマストで、機能優先なんでしょうが

日本はシャワートイレのお陰で「トイレ先進国」なんて謂われます。

(言っているのは日本だけかもしれませんが。)

 

その「トイレ先進国」の日本がこの万博で、新しい次世代のトイレを提案する

それでこそ万博だと思いますが

シャワートイレの次はなんでしょう?

いくつか考えてみました。

 

Plan1.

便器がコンポストになっていて、

排出された便がその場で肥料になって隣りの畑で野菜になり、

更にその隣のレストランでサラダになって出てくるとか?

 

ゲロゲロと思うお方もおいでかと思いますが

宇宙飛行士だって小便を使いまわして飲んでいるんですから

野菜になって食べるのはまだいい方。

 

いのち輝く未来社会のデザインです。(*^_^*)

 

Plan2.

最近の医学の進歩は成長著しく、

別けても小便や大便で病気の発見ができるのだそうです。

テレビのCMでも「♪クンクンぼくらは鼻が利く~」

なんてやっています。

 

どうせなら、万博会場で病気検査、

「がん」かどうかを知らせてやる、なんていうのはどうでせう?

 

どっちみち会場では来場者、大か小をしなければならない、

万博でトイレに入ると自動的に病気診断してくれる

というのは、人気のない万博にとって、大きなインセンティブになるのではないでしょうか。

 

いのち輝く未来社会のデザインです。(*^_^*)

 

Plan3.

正月の能登地震で、

災害復興が先か、万博が先か、で揉めていました。

 

その能登地震、「トイレ先進国」の日本が「トイレ後進国」であることがバレちゃいました。

寝る場所や食料は確保できたけどトイレに入れない。

被災者は糞づまりに苦しんでいる。

 

かわいそうじゃないですか。

小便はその辺でできるでしょうが、大は「近代」が邪魔してできません。

中国人だったら問題ないでしょうけど。

 

さて、そこで万博の出番です。

流行りのSDG'sを使ってサスティナブル

万博で、どうせ仮設のファシリティですから使いまわし可能にする、

 

つまり、万博で使ったトイレが今後、日本のあらゆる災害地に派遣して臨時のトイレにすることが可能なトイレにする。

それも節水。

 

たとえば飛行機のトイレは使用後水を流すとバキュームみたいに「吸い取る」形になって、あれは多分、節水になっているのだと思うのですが、

そうした様々な技術を盛り込んだらいいと思います。

なんならPlan1(肥料)、Plan2.(病気発見)の要素も入れてもいいでしょう。

 

そんな災害地での2次利用が可能になれば

災害復旧か万博かでもめた後ろめたさもなくなりましょう。

 

いのち輝く未来社会のデザインです。(*^_^*)

 

万博なんだから、

いろいろ「冒険」をすべきだと思っています。

 

万博事務局はデザイナーズトイレにしよう

なんて、寝ぼけたことを言っているようですが、

折角「未来」を謳うなら、もっとましなことを考えたまえ。

 

もっとも

堺屋太一の二番煎じを有難がる「維新」じゃあ、

そんな知恵はないでしょう。

 

ハヒフヘ・ヒヒヒヒヒ。