♪ラ~ラ~ラ 赤~い花束 車に積んで

 春~が来た来た 丘から町へ~

 スミレ買いましょ あの花売りの

 可愛い瞳に 春~の夢

 

そんな鼻唄も口ずさみたくなるほどに一気にウララ

街ゆくお嬢さんたちも薄着になり、

思はずこちらの目玉もカニのように飛び出してしまい、

気取られないように薄目にしています。

 

なあんて

陽気に誘われてバカなことをやっているキョウこのごろ、

海の向こうアメリカのトランプが以前、

NATOの分担金をもっと上げろ、

でないとアメリカはロシアが攻めてきても、NATOを防ってやらないぞ

と言ったことが問題になっているそうです。

 

まあトランプは以前からアメリカ・ファースト、

国連もユニセフもユネスコもTPPもCOPも抜けちまえ、

NATOや日米安保だって足手まとい、

ロシアと勝手にやればいい、

ガタガタ言うんだったら守ってやらないもんね~。

 

いまさらNATOが慌てる話ではありません。

貧すれば鈍す、

これまで頼りになる兄貴だと思っていた国が、

まったく頼りにならなくなりました。

 

でも、アメリカは本当に頼りになっていたのでしょうか。

 

ベトナム戦争でも敗けて逃げ出し、

イラクだって一時的に制圧はしたけどその後統治に失敗、グジャグジャになり、

アフガニスタンも放り出し、

ウクライナだって結局最後はロシアに押し切られつつあります。

 

いままで兵器は圧倒的にアメリカが優越していると謂われてきましたが

この結果を見るかぎり、

いくら兵器が優秀でも、

それは点、点、点、と抑えているだけで、面はスカスカ、

結果、1回も戦争に勝っていません、

頼りにならない兄貴なのです。

 

だけど一部には、いまだに第2次世界大戦の「幻影」を抱いて

アメリカが世界一の軍事大国だと思っているか、思おうとしている人たちがいるようです。

 

更に悪いことに近年、

中国、ロシア、北朝鮮の兵器の発達著しく、

彼らの開発した極超音速ミサイルは、

あな悲しや、

アメリカの世界最先端の迎撃ミサイルで撃ち落とすことが不可能なんだそうです。

 

そして日本も敗戦のトラウマ、PTSD、

永くアメリカが「頼りになる兄貴」と洗脳されつづけ、

 

そのアメリカの親分が「もしトラ」、

トランプになる可能性が大、

米軍駐留費を上げろ、上げろ、

言えば日本は払うと甘くみられ

 

つまり「同盟」なんていうものは一時の気の迷い、

エターナル、絶対、なんていうのはないのです。

 

思えば戦争に敗けた時から

アメリカが「兄貴」と思って来たのが大間違い、

ずっと「属国」「植民地」であったのです。

いまだに首都東京の空、アメリカに占領されたまま、

かろうじて2020年、横田空域の一部、渋谷ルートが返還になりました。

 

その昔 高村光太郎の奥さん、智恵子が

東京には空がないという」

と言っていましたが、

彼女は終戦前に、そのことを予感していたのでしょう。

 

しかし戦後80年ちかく経ってもその現実に目が覚めない国民たち。

未だ自分たちが「独立国」だという「幻影」を抱いている盲目の国民たち。

 

「もしトラ」、

トランプが大統領になること自体が「貧すれば鈍す」の表出ですが、

トランプが大統領になったら

さっさとアメリカに絶縁状を叩きつけ、

多少時間がかかっても、

自分たち自身で「信頼できる」兵器を開発、装備する道を歩むべき

と提案する次第です。

 

日本の夜明けは遠い ぜよ。

 

ハヒフヘ・フフフ・ヘロヘロ・ペロリ。

 

(2024.2.13.)