高級時計のシェアリングをやっている「トケマッチ」という会社が「解散」して、
その会社に時計を預けていた人たちが怒っているそうです。
預けた時計が戻ってこない、
なかには預けていた時計が「メルカリ」という転売サイトで売りに出ているのが発見されたりしているようです。
「解散」とはいっても、
まあ、詐欺です。
わたしは独占欲が強いのか、
「シェアリング」ということに馴染めません。
食べ物なんかはシエアして食べたりしますが、
時計などのアクセサリー、服、
他の人と「シェア」する?
意味が解りません。
「高級時計」を持っている人が「トケマッチ」に預ければ希望者に貸し出して貸出し料がもらえる。
所持品を貸し出して貸出料をかせぐ?
自分の楽しみで時計を買ったんじゃないの?
この時点で、「高級時計」を持つ資格がありません。
さもしい時代になりました。
コチ・コチ・コチ、
「高級時計」も泣いていることでしょう。
時代は「所有から利用へ」、
それがサブスクリプション時代の行動様式だ
なんて囃し立てられて飛びついているようですが
カーシェア、シェアルーム、シェアオフィス、・・・・・
なんのことはない、「所有」する経済力がないことの方便でしかありません。
他にもブランドのアクセサリーやバッグ、服を貸し出して収入を得るビジネスがあるそうです。
こちらの主体は女性。
貸し出す方は、女性の見栄でブランド商品を買い、
借りる方も、女性の見栄でブランド商品を借りる。
そこに「ウイン・ウイン」の関係が成立。
重ねますが、
さもしい時代になりました。
そういえば5-6年前でしたか、
スルガ銀行が仕組んだ、「かぼちゃの馬車」とかいう投資詐欺がありました。
信用能力以上の融資を受けて「シェアハウス」を購入して賃貸に出す。
客の能力以上の与信をするのはリーマンショックと同じ構図です。
その事件があって、「シェアハウス」はなくなるかと思ったのですが、
いまだにあちこちにあるそうです。
福利厚生で持っていた社宅を改造、今風にいえばリノベ、
「シェアハウス」として一般に貸し出す例が多いのだとか。
貧しい若者たちに人気があるそうです。
世に「シェアリング・エコノミー」と謂うそうです。
「エコノミー」を付ければまともな商売になると思うのは大間違い、
ここで謂う「エコノミー」は
「エコノミークラス」の「エコノミー」(節約、安価)みたいです。
冒頭、わたしは独占欲が強いから「シェアリング」は嫌いだ
と書きましたが、大昔、
この私を「シェア」していた複数の女性たちがいました。
勿論、女性同士はお互いに面識がありません。
マンto man。
時間、日程を調整し、
海の男だ歓態勤務、
月・月・火・水・木・金・金
この貧相なボディを馬車馬のように酷使、
女(おとな)のおもちゃとして弄ばれました。
女性たち、
タダで「シェア」できたんですからお得でした。
「シェア」するのは嫌いですが、
「シェア」されるのは大歓迎でした。
最近はすっかり「シェア」されなくなりました。
「シェア」されていた昔が懐かしい。。。。。。。
タチツテ・トホホホホ・・・・・・