一昨日でしたか、北朝鮮がミサイルを発射しましたが

南朝鮮軍の分析によるとこのミサイル、

音速の10倍+のスピードで飛ぶ極超音速ミサイルだと判ったそうです。

 

北朝鮮はこれまでにも(2021年、「火星8号」)

極超音速ミサイルの試射に成功したと主張していましたが

一般的には「いつものブラフだろ」「またオオカミ少年が」

と理解されていましたが

どうやら「本当」だったのでしょうか。

 

北朝鮮、

これまで「ジャイアン」みたいに知能の欠けた暴力少年のように振舞ってきましたが

意外に「頭脳」、あったようです。

 

それにしても北朝鮮のミサイルはこれまで

どちらかというと「飛行距離」=射程距離に重点、

アメリカまで届く長距離ミサイルの開発に重点が置かれていたと思っていたのですが

 

ですから「人工衛星」「軍事偵察衛星」といって飛ばすロケットも、距離の確認をしていたと思っていたのですが

今回の極超音速ミサイルはこれまでの「実験」に比べると長足&超速の進歩

格段の進歩が見られます。

 

ってゆうか金正恩、

去年の9月訪露して

対ウクライナ向けに北朝鮮の弾薬、砲弾、ミサイルを提供する見返りにロシアの軍事技術をおねだりした

と伝えられていましたが

その「お返し」がこの極超音速ミサイル?

「お礼」にしては豪華です。

 

これまで極超音速ミサイル、

ロシアの「ジルコン」「ツィルコン」(共にマッハ9)「キンジャール」(マッハ10)「アヴァンガルド」(マッハ20+)

中国の「東風17」が知られていましたが

遂に北朝鮮も手に入れました。

 

アメリカは「LRHW」Long-Range Hypersonic Weapon(マッハ5)を2021年に開発、2025年に実戦配備と言っていましたが、

2021年度予算要求が通らず、キャンセルされたと聞きます。

 

よしんば配備されたとしても、ロシアの極超音速ミサイルに較べ、圧倒的に見劣りします。

 

そして言うまでもないことですが、

安倍の晋三がアメリカに言われるままにセッセと買った

「イージス艦」「イージス・アショア」

「ペイトリオット」「PAC3」「THAAD」などの迎撃兵器は

こうした極超音速ミサイルの前では何の役にも立たないことは申すまでもありません。

 

まして日本がその運用で度々失敗を繰り返している「Jアラート」などは

鳴りだす前にもうミサイルが着弾しているという有様、

尾籠な言葉を使うことをお赦しいただくなら

「クソ」の役にも立ちません。

 

そんなスゴイ兵器を持つ国がわが国の周りに3つあるのに

わが自衛隊はセクハラをやったのやらないの、

「有事になったらどうすんべ」

「敵基地攻撃能力」は露骨だから「反撃能力」に名前を変えよう、

「墜落」じゃあ按配が悪いから「「不時着水」にしよう、

なんて、

長閑な「議論」をやっています。

 

「国防」って、なんなんでせう?

 

まあこんな、

金に目の色を変えてアリのように群がる政治家だらけの国、

衛るに値するとは思えません。

 

現に今も日本のあちこちがグラグラ揺れているのは

そのうちこの国が沈没する「予兆」なのかもしれません。

 

各各方、

覚悟は宜しいか?

 

カキクケ・クククク・クソの役。