♪雪やコンコン、アラレやコンコン、

ってゆうほどでもありませんが

寒いじゃァありませんか。


こういう時

犬は喜んで庭を駆け回るものですが

この辺の犬はタルんでいて屋外に一匹も見当たらず

恐らくは家の中にヌクヌクとしているんでしょう、

怪しからん、

イヌもペットなんていっておだてられ

犬道も地に堕ちたものです。


せめてわたしは寒風に立ち向かい

この微温的な日常に逆らい

大和オノコの意気を見せしめん、

耐雪梅花麗、

梅も極寒の雪に耐えて麗しく咲いているではないですか、

イザ裸になって

雪の中に飛び出さん。


なんてゆうことはなく

段ボールハウスの中で朝からチビチビ、ヌクヌク、

ええ、ええ、地に堕ちてます、

熱き頬に当たる寒風が快い。


なんてやっていたら

例によって山ちゃんが甘酒と汁粉を持参、

ありがてえ、

ふうふう、はふはふ、

美味いじゃありませんか。


これも周りが寒いから美味さも一入、

こんな美味い物を作り出すとは

日本人はなんと食い意地の張った民族よ

こんな時だけご先祖様、有難う。


日が落ちれば寒さ更に厳しく

食い意地の張ったふたり思うことは同じ

眼と眼を合せて頷いて

ぬき足差し足忍び足、

人目がないのを幸いに

目黒川に戯れるカモ捉え

きゅ~と締め

カモ焼き、カモすき、

脂のり

酒も進み

いと美味し。

これで風邪もどこかへ飛びさることでしょう、

欲を言えば熟成不足

なれど贅沢は言えません。


お陰で雪の降る夜もポッカポカ、

冬来たりなば春遠からじ

ペチカ燃えろよ じき春来ます


そういえばペチカとかカチューシャとか

昔はロシアが身近にあったものです。

オビ川とかエニセイ川とかコルフォーズとかソフォーズとか

子ども心に記憶に残っています。

南極で「宗谷」が氷に閉じこめられた時救ってくれたのはソ連の砕氷船「オビ号」でしたっけ。

ロシア語で「イクラ」は魚卵という意味で

エビはエビです。

だから蛯原友里、通称「エビちゃん」はロシアで人気があるんです。


そして何ですって?

相撲でバルトが優勝したんですって?

名前からしてアッチの方?

よかったじゃあないですか。

キセノ里とか琴ショウ菊とかいう日本の大関は

ご面相がよくないですもんネ。


ヒ、ヒ、ヒ、ヒ、・・・・ヒ~クション!。


まだ抜けてないナ~。

どれ、もうイッパイ。


イヒヒヒ・・・・。