きのうの続きです。
押尾・のりピーのWクスリ事件のお陰で毎日クスリの話題がマスコミをにぎわしています。
夏枯れの時期に恰好の話題を提供してくれたようです。
そして、そうした報道で必ず常套句として言われるのが
「クスリは良くない」
「早く吐いて、楽になりなさい」
「一日も早く更生してほしい」
「復帰なんてとんでもない。芸能界はそんなに甘くない」
「子供が一番の犠牲者」
思ってもいないことをイケシャアシャアと言えるもんです。
「よかった、叩く方に居れて」
「クスリだから、こんなトコかな」
「この際アイツを足腰立たぬまでに叩いとこう」
「サンミュージック?ホナ叩いても大丈夫だな」
「これでアイツは消えたナ」
そんなところが本音でしょう。
南アフリカのセメンヤ選手よりセックスチェックが必要な和田アキ子は特に相手が歌手の場合、
舌鋒鋭く、コメントが露骨に辛辣になります。
少しでもライバルを殺しておこうとするかの様に。
化粧のひび割れた顔をやたら露出する作り笑顔が不気味なオバサン、
ご本人はまだ歌手のつもりの様です。
ところでクスリを語るとき、
共通認識として語られる「クスリ=悪」。
そりゃあそうです、
刑法で禁じているんですから。
でも、クスリを使ってよしんば身体が蝕まれたとして、
それは本人が危害を被るだけで、
誰にも危害は及びません。
痛い目にあうのは本人だけです。
だったら本人の自由にしてよろしいのでは?
麻薬は暴力団の資金源になってるからダメだ?
それは麻薬の流通が禁じられているから暴力団がそこに目をつけただけで
オープンになっていれば、そうした弊害も起こらないのでは?
もしクスリがコンビニなんかで誰でも自由に入手できれば
暴力団も手を出さないでしょう。
クスリの自由化は、
暴力団の資金源を断つことにもなると申せましょう。
要はクスリをやるやらないは本人の問題、
それで身体がどうなろうと、
それは一時騒がれた「自己責任」というものでしょう。
お国がとやかく口出しすることではないように思われます。
日本人は幼稚だなんてよく言われますが、
それは国が過剰な介入をして
個人個人が自己判断する能力を奪っているからではないでしょうか。
つまり個人の嗜好の問題に
お国がイチイチ口を出すのは反って個人の自立の妨げになっていると思うのです。
タバコだって、
国の資金源になっているから違法にはなっていませんが、
本来吸う吸わないは個人の自由です。
自殺だっていろいろ口出しをされています。
なんでもかんでも個人の生活に介入するこの国、
その内少子化だからといって
セックスすると報奨金かなんかバラ撒いちゃたりするんじゃないですか?
それはそれで有難い?
ですね。
イヒヒヒ・・・