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ではでは～
今日のテーマは「実は重要補綴物の素材」でいってみようと思います。
こんにちは、目黒歯科医院です。
今日のブログは補綴物の素材のお話でいってみようと思います。
皆様は「補綴物」って聞いたことありますか？
補綴物とは、簡単にいうと歯の被せ物です。
保険で作成すると、奥歯なら銀歯、前歯なら見えるところが白い歯になります。
では、この素材の何が重要なのでしょう。
見た目やアレルギーの有無。
もちろん重要です。
では、見た目は気にしないわ、アレルギーもないもの！
だから私は気にしない。
という方、いいえ、そんなことはありません。
実はこの銀歯や保険の前歯はとっても汚れが付きやすいのです。
まずは、保険の白い歯の説明です。
保険でできる白い歯、最近は奥歯もちょこちょこ適用されてきました。
その白い歯ですが、簡単にいうと、ちょっと固いブラスチックのような素材です。
この素材を顕微鏡でみると、表面はデコボコしていて、ツルツルではありません。
そのため、細菌がとてもつきやすいのです。
歯科医院で染め出しをしてお掃除をした経験がある方は、真っ赤になってしまったのではないでしょうか？
次に、銀歯です。
これはプラスチックではありません、れっきとした金属なので、表面はそこまでボコボコしていません。
しかし、保険の銀歯は、実はそんなに精密にできてはいないのです。
型取りの方法もそうですが、素材が変形しやすいのです。
そのため、技工士さんがどんなに頑張って作ってくれてもピッタリ、という訳にはいきません。
そうすると、そのピッタリしていない部分に細菌が付着するのです。
また、保険の被せ物においては、変色腐食もします。
お口の中に腐食した金属が入っていると考えただけで、ぞっとしますね。
さて、ではセラミックはどうなのかというと、表面がツルツルしていてプラークがとてもつきにくいです。
また、変色や腐食はありません。
ただ、年数がたって、表面が粗造になってしまうと、同じようにプラークもつきやすくなってしまいます。
プラークの付着のしやすさでいうと、
保険の白い歯＞銀歯＞セラミック
です。
プラークが付着しやすいということは、それだけ虫歯になりやすく、歯周病にもなりやすいということです。
もちろん、皆様がどんな素材を選ぶのも自由ですが、メリット・デメリットは覚えておいて損はないです。
これを参考に、自分のお口の中と相談してみてもいいかもしれませんね。
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