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【反射区かるた】副甲状腺-その前に

からの続きですウインク

 

 

【副甲状腺】

(13) Parathyroid

 

 

骨金庫からカルシウムを

取り出す鍵

 

 

私たちの全身の細胞は
カルシウムがないと
生存を保てません。
 
そして血中カルシウムの量は
常に厳密に一定でなければなりません。
 
これを管理しているのが
副甲状腺ホルモンですニコニコ

 

***

 

人体のカルシウムの99%は
骨や歯に分布していますが、
 
残り1%は血液や細胞にあって
細胞内外で生命活動を支えています
 
もし血液中のカルシウム
濃度が低くなると、
けいれんが起こり、
脳や心臓の働きが乱れるなど
体に様々な変調が現れます恐竜くんあせる
 
カルシウムが口から入ってこないダウン
このままでは
血液中のカルシウム濃度が保てない!
 
というのは体にとっては
大変な緊急事態注意なのです
 
大切な血液中のカルシウムだけは
なんとか確保ビックリマーク
しなければなりません
 
備蓄庫の出番です。
万一に備え、私たちは体の中に
カルシウム金庫を備えています。
 
そう、です。
 
そんなとき
副甲状腺ホルモンは
骨からカルシウムを溶かして取出し
血液中の不足分を補うのです。
 
ちょうど
カルシウム金庫を開ける鍵カギ
のような役割を持っています
 
他にも腎臓や腸と協力して
カルシウムを尿の中に捨てないようにしたり
食物からの吸収量を増やしたり
 
血中カルシウムを常に一定に保つべく
奔走しているのですニコ
 
つづきます。