今までに増して、色々なことがあった、この数ヶ月

 

 

先へ進む未来を感じながら外を見ると、季節はすっかり『秋』に

 

 

 

 

         えっ!?

 

 

 

カジカ、ボケてないですよー(笑)

 

 

天気図や、自然界の反応を見ると、季節はすっかり秋になりました

 

 

 

昨年、「日本から『夏』が無くなった」と言いましたが

 

 

今年は、『梅雨』も無くなりました

 

 

気圧配置的には、6月後半まで『春雨』が残り、7月になったら『秋雨』が始まりました

 

 

 

朝晩は涼しく、湿気も少なく、秋の虫は最盛、夏の植物は生育不良

 

 

皆さんの周りでも、感じませんか?

 

 

そんな中、気になるのは、年々、鋭さを増している『日差し』ですよね

 

 

今年の植物の反応は、緑色が薄めになり、紫色の植物が緑色側に変化しています

 

 

太陽光の光の波長の変化を表しています

 

 

赤外線の増量、植物が紫系の光線の吸収増にシフトした、など、考えられます

 

 

 

様々な殺菌活動による、空気中の微生物の減少により

 

 

地表に届く光の性質が、大きく変わっていますね

 

 

 

自然界の生き物は、驚くことなく経験値から対応しますが

 

 

私たち人間は、経験不足なので、自然の力をしっかりと取り入れないと、苦しむと思います

 

 

 

お薦めの、気候観察に役立つサイトを2つ

 

 

 

 

忖度や思惑の反映が少ない、予想天気図

 

 

今の気候の原因を、読み取ってみましょう

 

 

 

 

衛星写真

 

 

日本周辺の気候が、インド・中国・ロシアなど、西側のどの地域から影響を受けているか、考えてみましょう

 

 

 

 

 

さて、そんな変異な気候でも、微生物や先人から受け継ぐ発酵食品の味噌は

 

 

今年の気候に合わせて、順調に発酵を進めています

 

 

 

季節が1ヶ月強、遅れていたこともあり

 

 

6月になって、今シーズンの味噌を初めて、食べ始めました

 

 

発酵の若い『白味噌』状態です

 

 

 

 

置いてある味噌樽の表面は、みんな、色々な顔色のカビが、ビッシリ!

 

 

最初は驚きますが、目をつぶって、『匂い』を嗅いでみて下さい

 

 

発酵状態が良ければ、甘みや香ばしさのある、味噌の香りがします

 

 

 

ビッシリのカビは表面だけなので、紙を取り、数mm薄くはぎ取れば

 

 

その下は、美味しい味噌になっています

 

 

 

夏を越えた10月頃、発酵が進んだ『赤味噌』状態が一般的ですが

 

 

『白味噌』も、また違った味わいや香りがあり、同じ原料でも、発酵の進み具合で、全く別の調味料になります

 

 

 

『白味噌』状態で、発酵を止めておきたい分を容器に移し、冷蔵庫へ

 

 

大きな樽から小分けした味噌は、表面のカビがもっと出やすくなるので、出来るだけ冷蔵庫へ

 

 

ただ、表面の少量のカビは、味噌の中に混ぜ込んでしまえば、発酵の微生物たちに食べられてしまいますよ

 

 

 

残りは、再び表面をならして紙を敷き、『赤味噌』へ向けて、常温で発酵を続けましょう

 

 

発酵の若い『白味噌』、夏を越えた『赤味噌』、2年以上経った『黒味噌』

 

 

好みも要望も、人それぞれ

 

 

季節、疲れ具合、食材や調理方法などにより、様々な味噌を楽しんでください

 

 

 

今シーズンのカジカの味噌は、大分の山間部の湧水と、別府温泉の地獄蒸しで、作りました

 

 

昨シーズンまでとの違いを楽しみにしていましたが、とにかく大豆や塩気の味わいと香りが、段違い

 

 

来シーズンも、このセットは欠かせなくなりました

 

 

 

秋雨が落ち着いたら、早い秋の到来に対応して、秋野菜の種蒔きを

 

 

9月には、落葉樹のドングリ拾い

 

 

10月には、味噌作り開始

 

 

ドライフルーツ、干し野菜、漬物、作りなど

 

 

 

自然は、季節の移ろいと共に、たくさんの恵みと、たくさんの役割を、届けてくれます

 

 

 

 

そして、私カジカは、新しいことを準備中

 

 

乞う、ご期待!