過去の遺物・会社人間なオジサン | ココロコロコロ

過去の遺物・会社人間なオジサン

熟年世代はオバサンが元気だ。
いくつになっても輝いていたいとか言って
恋愛も友達も趣味も仕事も何でもかんでも
手当たり次第に手に入れる。
がんばったんだから認められて当然ってのは
自分で言っちゃうと、ちょっと傲慢。
だけど、平気で言っちゃう。
権利は主張したもん勝ち。

熟年離婚の夫婦を見聞きすると
どうしても、オジサンに同情してしまう。
馬車馬のように働いて搾取されて捨てられる。
そんなステレオタイプの構図が哀しい。
なーんの取り柄も家柄もなく
一生懸命働くことでしか評価を得られなかったオジサンが
一番評価してほしい相手に捨てられる。
そこそこの収入を得ることでしか愛情を示すことが出来なかったのに。
オバサンはそんなものは無意味だという。
(けど、慰謝料は貰うんだな)
老後の楽しみのひとつも見つけられず
親しい友人もたいしていない。
そんな人生はイヤだとオバサンは言う。

家事に育児にオバサンはがんばったっていうけど
オジサンだって身を粉にして働いていたんじゃないの?
その対価で生活できたんじゃないの?
働くこと、収入を得ることって大変だよ。
もちろん、食わせてやってる気分ならオジサンに非はある。
なかには仕事が趣味って言い切るオジサンだっているし。
でも、自分の妻が元気なことを
密かに誇りに思ってたりするオジサンが
みすぼらしく捨てられるのはやっぱり可哀想。
元気なオバサンおおいにケッコウ。
でも、ちょっとだけ考えてあげて。
ひとりだけで輝いた気分に浸らないで
会社人間になるしかなかったオジサンにも、ホンの少しの愛を・・・。