若いときの苦労は・・・ | ココロコロコロ

若いときの苦労は・・・

あのさ、ワカモノに限らないけど
世の中「苦労知らず」って増えてきたじゃない?
もちろん、ワタシだってたいした苦労してないけどさ。
苦労してないと何がイケナイかって言うと、
自分は何でも出来るって勘違いしがちだからさ。
楽しそうな何かがあれば、当然自分も出来ると考えちゃう。
幸せそうな誰かがいれば、自分も同じ幸せになれる権利があると。
やりたいと思って努力するのは、いいのよ。
そうじゃなく、すぐに安易に手に入ると言う思い込みが怖いの。
で、すぐに出来なかったら、それを不当だと騒ぐじゃない?
さもしいってみっともないって情けないって思わないのね。
昔、日本には「分相応」って言う言葉がありました。
開き直ったりあきらめたりするんじゃなくて
現在の自分の状況を幸せだと肯定するってこと、
それって負けたってことじゃないと思うのだけど、どうかな。
上昇志向は素敵です。高い目標設定に努力することは立派です。
でもね、自分の身の丈を省みない無謀な欲求は奇麗じゃないよね。
頭ではわかってるよね、結果じゃなくて過程が大事とかさ。
でも始めから持ってるものが多いと、手に入れる過程を知らない。
持ってないもの足りないものばかりが目に付いて欲しくなるけど
持ってるものの価値を忘れてしまいがちなのかもしれない。
苦労なんてわざわざするもんじゃないし
一生知らなくて過ごすことも出来るならそのほうがいいけどね。
基礎工事の甘い住宅が有事に脆いように、
苦労知らずってそんな感じで不安だなって思ったりするのです。