国際協力へのミチ -2ページ目

20代だからできること

はい!お久しぶりです。

元気です、病んでませんよ!


この前、テレビでちょっとだけやってました、レディー・ガガの靴のデザインをしている日本人のシューズデザイナーの話。

これがすごかったんです。

彼は若干26歳。

ガガに頼まれるまでは、まったくの無名で全然自分がデザインする靴を認めてもらえなかったらしいです。

でも、彼は絶対に自分のデザインを変えませんでした。

社会に自分が認められないとしても、自分のデザインを貫き通したんです。

どうしても自分が作った靴を売り込みたくて、海外に向けて自分でメールを作成して100通以上送ったとか・・・。

そこで、1通返ってきたのがガガからの発注依頼だったそうです。

彼が作る靴は1足ずつ手作りで、靴のコンセプトの中には「日本」や「和」を感じさせるものを取り入れています。

彼にしか作れない絶妙なバランスの厚底靴。一見歩きにくそうに見えても、ちゃんと計算して作られているので、足が全然疲れないんだそうです。



で、この話を見ていて本当にすごいな、と感じたのは、

自分が創りあげたモノを社会に受け入れてもらえなかったとき、多くの人が自分の作品を社会に同化させようとして改良しますよね。

彼にはその妥協が一切なかったこと、そして諦めなかったこと。

これって、たぶん26歳だからできることだと思うんです。

30とか40とか、ある程度の年齢になると精神が成熟するから「熱い気持ちがあれば何でもできる!」っていう20代の考えが芽生えてこないんだと思います。

夢がない・・・・・というより、自分の生き方の方向性をそろそろちゃんと決めなきゃなって思うからだと思うんです。

だから、このガガのデザイナーさんは20代だからできたことを全力でやって、絶対に貫くという自分の意気込みを世界に発信したんですね。


で、私は団塊世代の人たちに、この20代のパワーを認めていってほしいと思うんです。

20代の夢ある人ほど、眠っている宝石のように輝いていると思いませんか?

その人たちにたくさんのチャンスが巡ってくることで、その宝石の輝き方って変化すると思うし、新しいジャンルに日本人の代表として取り組むことができると思うんです。

「温故知新」という言葉があるように、従来の考えや文化はとても大切です。

でも、今の日本ってあまりにも皆が社会に「同化」してると思いませんか?


そういう社会ってちょっと悲しいです。

宝石が土に埋まったままのような気がして。



私は私に今できること、したいことをたくさんやっていきたいし、我慢して「これやってればよかった」って後悔する人生は嫌なので、まっすぐ生きていきたいです。

少なからず現状で後悔していることはありません。

進学も旅も仕事も、全部自分で納得してやっているつもりです。

これからも素直に正直に。

時には貪欲に。

ガガのデザイナーさんを見習っていきたいなって思いました。