はじめましての方へ
小学校低学年の頃、
学童に通っている友人がいました。
その子が児童館の学童に行く時に一緒に歩いていると、
児童館の図書室から借りている紙芝居の入ったビニール製の手提げから
ナニカを出して『ハイ』と言ってくれました。
見た事のないカタチをした何かは食べ物らしい。
『これなに？』と聞くと、
『いかくん』と言われました。
イカ君？？
分からないけれど食べてみたらメッチャおいしかった！
今となっては、
あの子がなんでビニールの手提げに直に
イカの燻製のおつまみを仕込んでいたのかは謎です。
ただ、あの時の美味しい！っていう驚きが忘れられないから、
イカの燻製は好きです。
でも、大好物とかでもなくて、
わざわざ自分で買おうとさえしない。
基本、１人だと私はつまみを食べずに飲むタイプだからです。
でも昨日、夜桜を見ようと言って
夫がビールとつまみを買って来てくれた袋に
入っていたのです、“いかくん” が！
桜の見える絶景スポットでその存在を知らされた時、
テンション上がった(笑)
前に私が思い出して話した“いかくん”の話を覚えていた夫が、
『食べたかったでしょ？』と言って差し出してくれた時の喜びよ
そう、食べたかったのよ。
でもすぐ忘れてしまうのよ。
いかくんを食べる事くらい
自分でいつだって叶えられるのにさ、
なんでかな、なかなか叶えようとしない。
そういう事がたまにあるのが私。
でも、『食べたい。』ってちゃんと
夫という宇宙に言っていたから、
貰えたんです(笑)叶ったの
これは、大きな願いでも同じだと思うのです。
言葉に出しておくと、誰かが叶えてくれる。
私の“いかくんが食べたいな～‘’くらいは
まあ普通に考えりゃ自分で叶えりゃいいんだけれど、
いつでも叶えられるし～って余裕こいておいたら、
ちゃんと夫が叶えてくれた。
しかも、自分で買って家でモソモソ食べるよりも、
桜の下で夫に貰った方が100倍美味いよ。
なんでも願いはベストなタイミングで叶いますよ(笑)
願いが大きかろうと小さかろうと、
そういう事なんだと思います。
今日も最後まで読んでくれてありがとう。
