※クライアント様より掲載許可を
いただいています※
（悩んでる当時の時間軸で
お話を書いています）
今回のクライアント様
（以下Mさん）
はあることで悩んでいました。
【定時で上がれない】
地味なようでかなり
深刻な問題です。
…あがりゃいいじゃんって
今つぶやきました？
世の中には言えばいいじゃん、
やればいいじゃん、気にすんなよ
って思うことが本人にとって
病んでしまうほどの問題である
ことが多々あります。
このMさん、仕事は
溜め込まないし定時には上がれる
状態です。
ところがMさんの会社の人たち、
どういうわけだかなかなか帰ろう
としません。
今日中に仕上げないといけない
モノとも思えないものだった
そうです。
なのに
「私はまだ仕事をしているのに
あなたは帰るの？」
と効果音が聞こえてきそうなほど
無言の圧力をかけてくると…。
Mさんは周りに合わせてしまい
毎日定時に帰る事ができて
いないということでした。
ここで既婚であれば家族を
理由に帰れるのかもしれませんが
Mさんは独身です。
取り立てて良い口実も浮かばずに
ただ周りに合わせて残業をする、
という行為が非常に辛いと
ストレスを膨らませていきました。
Mさんは会社で特定の人と仲良く
しようとはしないタイプの方です。
そのため盛大に愚痴を吐けるわけ
でもなく、毎日少しずつ少しずつ
うっぷんをためていきました。
一応Mさんは自分なりに解決を
試みたこともありました。
【あえてゆっくり仕事をして
残業時間までかかるようにする】
しかし、ストレスが消えることは
ありませんでした。
定時で帰れるように仕事ができる
のにあえてゆっくりやるというの
も結構ストレスがかかります。
そして潜在意識が
「イヤダ」
と言っているのを無視して
行った対策というのはそうそう
長く続けられるものじゃない。
定時で上がれないということは
自分の時間がどんどん短くなって
いきます。
家に帰って寝るだけになって
しまうのはストレスですよね。
Mさんはだんだん退職することを
思い浮かべるようになってきて
しまいました。
かといって転職活動するのは
今のご時世大変、、、けど
これ以上続くのも耐えられないと
私のところに来たのです。
私がかつて会社員だったころは
定時でサッと帰る部署もあれば
だらだらを長くいる部署も
ありました。
帰りたくないのかな、という
くらいダラダラ残業してる人
いましたね～！
その人はたしかに誰かが
定時で帰ると
「定時で帰るとか…」
とぶつくさ言ってました。
正直自分の仕事が終わってる
ならどうでもいいでしょうよ、
と思いますけどね。
世の中他人のことに口を
出さずにはいられない人も
いるんです。
Mさんにカウンセリングを行い、
暗示療法を行いました。
今回の暗示は
《他人の評価に振り回されない》
でした。
ランキングで言ったら上位に
食い込む暗示です。
日本人は？ひとくくりにしては
いけないかもしれませんが、
他人のことをとても気にしますし
他人からどう思われているかを
気にしすぎます。
だから、気にならないように
暗示を入れました。
また、今回のお悩みの
同調圧力については
実際にMさんに
「私たちが仕事してるのになんで
定時で上がろうとしてるの？」
と言ってきた人はいません。
Mさんが
【そう感じているだけ】
なんです。
これは思い込み、の一つです。
人は自分が思っている以上に
思い込みで生きています。
（たまたま目が合った時に
怖い顔をしていた、きっと
私の事が嫌いなんだ。）
↑
相手は違う事を考えて
いたのかもしれないし
体調が悪かったのかもしれない。
はっきり
「お前が嫌いなんだよ」
と言われたわけじゃないでしょ？
それに、間違ったことをしてる
わけじゃないのだから
定時で上がればいいだけの事、
それだけなんですね。
そこを帰るなっていうのは
ハラスメントです。
Mさんは実際だれかに何か
言われたわけじゃないので
定時に上がればいい。
でも、本人が気にしちゃって
それができないのだから
暗示療法をしました。
Mさんはカウンセリングで
この件から繋がる別の問題が
見えてきたのでその後は
年齢退行療法や前世療法を
行っています。
今現在は
定時に上がれるときは
上がるようにしているそうです。
そしたら他の同僚も一部
定時に上がるようになったとか。
ほんと、怖いですよね、
同調圧力ってやつは・・・
